第59回アニメスタイルイベント「インタビューする人/される人」:レポート

2011年2月1日(by キョウ) コメント0

1月27日(木)に第59回アニメスタイルイベント「インタビューする人/される人」に行ってきました。
編集者/ライター等の仕事をされている小黒祐一郎さん著『アニメクリエイター・インタビューズ この人に話を聞きたい 2001‐2002』の刊行記念トークイベントです。
個人的に興味深い話が聞けたので少しレポートします。

実は、アニメスタイルイベントに参加するのも会場のLOFT/PLUS ONEに行くのも、はじめてでした。昔からどちらも行ってみたいと気になっていたのですが、時間が合わなかったり、元気なかったりで行かずじまいでした。
今回は、アニメをつくる人たちに対するインタビュー自体の具体的な話が聞けそうでとても興味があり+今石洋之監督と佐藤順一監督の話も聞けるというので行ってきました。
「この人に話を聞きたい」単行本第1弾の『この人に話を聞きたい アニメプロフェッショナルの仕事 1998-2001』も読んでいて、内容が興味深く面白いと思っていましたし。
会場は満員でした。男性率が8〜9割くらいで高かったです。
以下、自分が興味を感じた点の部分的なレポートです。

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アニメーション監督術(2010年度) 片渕須直監督:レポート

2010年12月24日(by キョウ) コメント0

12月18日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術 片渕須直監督の回を受講しました。2010年度講義の6回目になります。

片渕須直監督は、2009年度の監督術でも「マイマイ新子と千年の魔法」を中心に講義をしてもらいました(そのときのレポートはこちらのページで)。
今回も「マイマイ新子と千年の魔法」の話という事で結構重なるかな?と思っていましたが、全く違う内容の話をしてもらえました。原作からどういった意図でああいう構成の映画にしたのかという個人的に気になっていた点の話もしてもらえました。
会場はだいたい満員でした(40〜45人位か)。
以下、レポートです。

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アニメーション監督術(2010年度) 佐藤順一監督:レポート

2010年11月6日(by キョウ) コメント0

10月30日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術の佐藤順一監督の回を受講しました。
実は監督術2010年度の講義は、5月3日の回からはじまっていて、今回が5回目となります(2009年度の授業日程が大幅にずれ込んでいたため、2009年度と2010年度の授業は前回まで重複)。

台風が迫る中にも関わらず、会場はだいたい満員でした(40人位か)。
監督が編集してきた各作品1話冒頭+OP一部をスクリーンで上映しての解説がありました。
今回は、懇親会での話が少し多めにあります。
以下、レポートです。

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「けいおん!!」#24 感想:前髪に隠した痛み。放課後を継ぐ者。

2010年9月22日(by キョウ) コメント0

24話は、卒業式の話。話の内容として実質の最終回が来てしまいました。

今までの話の傾向から考えるとそうなりそうでしたが、思っていたよりあっさりした感じでした。でも「けいおん」らしい感じで、よかったです。
普通の現実でもありそうな卒業式の日の出来事、でもちょっと魅力的な出来事も起こり、そのバランスもよかったです。
主に卒業生を見送る人の心情を丁寧に表現していました。梓が思わず泣いてしまうシーンでは、自分も泣きました。
今回は、梓視点が多い事もあり、梓を追っていって感想を書きました。ネタバレ有りです。
脚本:吉田玲子さん、絵コンテ:山田尚子監督、演出:山田尚子監督、坂本一也さん、作画監督:堀口悠紀子さん。

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アニメーション監督術 第11回 舛成孝二監督:レポート

2010年9月14日(by キョウ) コメント0

9月11日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術の11回目を受講しました。
今回は、舛成孝二監督。アニメーション研究家の原口正宏さんが聞き手役でした。

「宇宙ショーへようこそ」を中心に監督の演出について話してもらえました。
会場はほぼ満員でした(45人位か)。
今回は、絵コンテや映像をスクリーンで映している時間が長く、手元が暗くメモがあまり取れませんでした。以下、レポートです。

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