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    <title>ANIME&apos;S IMPRESSIONS</title>
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    <updated>2010-09-07T08:59:46Z</updated>
    <subtitle>ブログになって帰ってきた</subtitle>
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    <title>「けいおん!!」#22 感想：ちっぽけな日常のドラマだけど。</title>
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    <published>2010-09-06T15:30:00Z</published>
    <updated>2010-09-07T08:59:46Z</updated>

    <summary>22話は、もう受験＆バレンタインの話でした。早いよ。。 今回もツイッターで書いた...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="TVアニメ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="けいおん" label="けいおん!!" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p>22話は、もう受験＆バレンタインの話でした。早いよ。。<br />
今回もツイッターで書いた感想をもとに大幅に追記・修正しまとめたものです。ネタバレ有りです。</p>

<p>今回は梓視点メインの話。<br />
梓視点の回はちょっとせつなく感じさせるシーンもあり、今まで好きな話ばかりでした。今回も同様。</p>

<p>卒業が近づき、もっと話をせつなくさせてくると予想してました。<br />
けど、当の唯たちは、結構いつも通りのノリ。<br />
一緒の大学に行く事を目指し、4人で一緒に勉強しているからでしょうか？（後述）<br />
でも泣けました。泣くのを我慢したのですが(笑)。</p>

<p>泣いてしまったシーンは2つ。<br />
まず1つめは、軽音部の皆で部室の小さな窓から雪の降る外を見ているシーン。<br />
小さなどこにでもあるような日常世界を見ているだけだけど、このメンバーで見ていると楽しい＆心地よいという感じがよく出ていました。<br />
――――――――――――――――――――<br />
梓「なんかいいですね。みんなでこうしてるのっていいですね。今日は朝から寒かったですけど、先輩たちと一緒に居るとなんか寒くないって言うか...」<br />
前に座っていた唯がふいに梓に寄っかかり、手を軽く握り、梓を見上げ笑顔で言います。←この辺りで泣きました。<br />
「あったかあったかだよ。あずにゃん」と。<br />
そして皆で「あったかあったか」と言い合い・笑い合いながら、更に近寄り体を押し合います。<br />
――――――――――――――――――――<br />
春には一人になってしまう梓を気遣う面もあるように思えるシーン。</p>

<p>2つめは唯たち4人の第一志望の受験結果を知る最後のシーン。<br />
話のアイデア・演出・作画等素晴らしい出来でした。<br />
――――――――――――――――――――<br />
掲示板の受験結果を見る予行練習も行い決意を決めた唯たち4人は、屈んだ状態から一緒にジャンプ(？)して掲示板を見ます（スローモーション気味でのそれぞれの表情もよいです）。<br />
そして次の瞬間は、梓たちの教室の授業中のシーンに移ります。<br />
憂が携帯を手にし下を向き泣いている（たぶん）ところを純が発見。<br />
ハッとして梓を見ると、純の方を向く梓。気持ちがあがっていく少し上気した梓の表情（授業中なので抑えながらも、徐々に沸き上がるうれしく興奮した気持ちが表情や声にならない声で出てきてしまいます。その微妙な変化の作画・演出・声の演技が生々しくもありとてもよかったです）。<br />
そして梓の携帯画面のアップ。そこには、つぼみから桜の花が咲くアニメの画像が4つ並んだ唯からのメール。梓の心の声「やった。やったーー」。<br />
――――――――――――――――――――<br />
ちっぽけな日常のドラマだけど、唯たち4人の思い、梓・憂の唯たちに対する思い、その2人を見守る純の気持ちが、次々と繋がっていくシーン。魅力的にリアリティももち表現されていました。携帯の使い方もうまかったです。</p>

<p>今回の話では、梓が唯たちにバレンタインのチョコケーキを渡すのですが、思っていたよりシャイに描かれていました。<br />
そして、渡すまでの間、唯たちと心理的に距離があるように描写されていました。今までの関係を考えると、そこまで距離があるようには思えなかったのですが。<br />
唯たちの卒業を意識し、ナーバスになってしまったからでしょうか？　自分の好意を表現し・受け取ってもらう事に慣れていないからでしょうか？<br />
それとも梓がつくったチョコケーキを軽音部全員で食べたシーンで皆に受け入れられるような描写を効果的に演出するためでしょうか？<br />
個人的に少しだけ違和感を感じた点でした。</p>

<p>今回は、梓と梓を見守る純の二人が、視聴者の視点に近い存在に思えました。<br />
梓は、<a href="/anime/2010/08/201008-02.html">20話の感想</a>に書いたように唯たちとの関係において、視聴者に一番近い存在に思えます。<br />
（山田尚子監督も『メガミマガジン』10月号のインタビューで「その気持ち（視聴者のさみしい気持ち）を代弁してくれるのが梓だと思っています。」と話されています。）<br />
そして、純は、なかなかバレンタンチョコを唯たちに渡せない+唯たち卒業で一人になる梓にヤキモキ＆心配しながら見守る視点が視聴者に近く思えました。</p>

<p>純は、面白くよいキャラです。さっぱりしてて細かい事気にしなくマイペースだけど、ちゃんと周りも見れてます。唯たちが卒業して一人残されてしまう梓をその天然系(？)の洞察力と行動力でよい方向に押してくれるのではないかと思わせます。マイペースな対応だとは思いますが(笑)。<br />
今回の梓・純・憂の3人の関係の描写は、唯たちが卒業しても、梓は完全な孤独にはならないと感じさせる前振りにもなっているように思えます。</p>

<p>他に今回感心したところ。<br />
・背景美術でさみしげな心情を思わせる魅力的なカットも多かったです。冬の街や無人の部室等。京アニは冬の風景で語らせるのが上手な印象があります。<br />
・もこもこスリッパを梓と純が、片足ずつ履いていました。ニヤニヤポイント(笑)。<br />
・巻いているマフラーがそれぞれのキャラの特徴に合っていたように思いました（ネットで調べたら実は1期と同じマフラーが多い感じでした。憂の魚の面白マフラーは去年のクリスマスに唯が買ってきたもののようですね）。</p>

<p>今回、大きめに気になった点。<br />
唯たちが、ほぼいつも通りのノリだったことです。クスリと笑わさせるシーンも多く、そういう面では楽しめたのですが。<br />
4人で一緒の大学を目指しているとは言え、卒業や別れを意識しなさ過ぎでは？と。<br />
今回は、梓視点メインの話だったという事もありますが。</p>

<p>山田監督の『メガミマガジン』10月号のインタビューから等の推測ですが、ゆるいけど幸せな日常が続いていくようなイメージで作品を閉めたいからなのかなとも思いました。<br />
――――――――――――――――――――<br />
※『メガミマガジン』2010年10月号の監督インタビュー一部引用<br />
「唯たちには寂しさに気付かずあっけらかんとさせていたいので、現実的な考え方ができる梓がとても大切なポジションにいます。ですので、第2期では梓の視点が多くなっています。ただ、先輩たちがいなくなることだけを意識させて、梓に悲しい顔ばかりさせると物語が重い雰囲気になってしまいそうで、避けるようにしました。」<br />
「重々しくならず、軽い気持ちで最後を迎えてほしい」<br />
――――――――――――――――――――<br />
今まで2期では、唯たち卒業を想像させるせつなさを感じるシーンの話も多く、梓も一人残るため、現実的なせつない別れの傾向を強めに描き、終わらせてくるのかなと以前は思っていました。<br />
しかし、唯たち4人は一緒の大学に行ける事になり、今回の話や監督の方針を考えると、そこまで重めな感じに描かず、少しせつない別れはあるけど、さわやかにゆるく終わらせるのかなと思えます。<br />
個人的には、今まで2期の話を観てきた感じだと、別れはもっと現実的でせつない方が違和感ないと思えてしまいます。重々しくない方が、観るとき、気持ち的に安心は出来るのですが。<br />
次回、次々回（実質の最終話）は、たぶん卒業の別れのせつなさも少しは多めに入る話になるのでは？と思われますが。</p>

<p>新作が観られなくなるのはとても残念ですが、どういう感じに終わっていくのか最後まで楽しみに見続けます。</p>]]>
        
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    <title>「けいおん!!」#21 感想：毛繕い的コミュニケーションがよかった。個人的に想定外だったそれぞれの進路。</title>
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    <published>2010-08-29T15:00:00Z</published>
    <updated>2010-08-30T03:23:44Z</updated>

    <summary>21話は、唯たちが卒業アルバムの個人写真を撮られる（唯メイン）＆進路を決める話で...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="TVアニメ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="けいおん" label="けいおん!!" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>21話は、唯たちが卒業アルバムの個人写真を撮られる（唯メイン）＆進路を決める話でした。<br />
前回の盛り上がった学祭ライブから一転、いつものゆるい日常的な話がベースに。でも卒業まで残り少ないさみしさ＆愛しさも感じられる話。唯が愛されるキャラという事もうまく描かれていた回でした。<br />
今回もツイッターで書いた感想をもとに大幅に追記・修正しまとめたものです。</p>

<p>髪の毛をいじる＆いじられつつ行われるコミュニケーションを描く事が多い回でした。<br />
女の子たちの無意識的な互いを労るような、今後の進路や近未来等の心配を和らげるような毛繕い的なコミュニケーションの描写がよかったです。ちょっとニヤニヤしてしまうシーンでしたw<br />
自分は男ですが、何となくわかるというかリアリティを感じました。<br />
日常芝居の作画も丁寧でした（毎回、丁寧ですけどね）。<br />
個人的には「けいおん!!」は、こういう何気なくも部分的にリアリティを感じる日常の話が好きです。</p>

<p>笑えるシーンは吉田玲子さん（シリーズ構成も担当）の脚本ぽくなかったですが（ゆるいけど軽快で「けいおん」らしくてよかったです。演出のリズムや間の取り方もうまく）、作品の求められているテイストを捉える＆その修正能力がかなりある人なのかな？と思いました（原作未読だし、詳しくはわからないのですが）。<br />
1期と比べ、吉田玲子さんの2期の脚本回を観てるとそう思えます。<br />
1期では、ゆるい楽しげな日常的な話（リアリティを感じさせない回もあり）が続く中で、少し異質な不安や微妙な仲違いの話もときどき書かれていました。ネット上では鬱回とも言われ、賛否両論な感じがありました。<br />
個人的には、全体の話の中では異質さを感じたけど、そういう話は部分的にリアリティを感じさせ、話が浅くなりがちな作品に深さももたらし、好きだったのですが。<br />
2期全体で見ると、人間関係が安定したこともあり、シリアスな感情の描写はあまり前面には出さず、ときどき背後に感じさせる程度が多くなりました。シリーズ通しての話のテイストのバランスもよくなった印象がします。<br />
監督のアドバイスや方針等もあったのでしょうか？　詳しい情報を知らないのでわからないですが。</p>

<p>しかし、唯たち3年生全員で一緒の大学目指すことになるとは思いませんでした（原作もそうらしいですが）。<br />
卒業後は、皆がバラバラになる現実的なもっとせつない終わり方を想像していたので、何だか少し安心してしまいました。一緒の大学に行ければ、たぶん、この理想的な仲良しグループが終わってしまう訳ではなくなるので（梓は残されてしまいますが..）、ホッとした感情が出たのだと思います。<br />
まったくどこまで日常ファンタジーを目指すのでしょう。サザエさんレベルまでいってしまうのでしょうか？w</p>

<p>澪が自分の進路に対する思いを直接的には言葉等で表してないのに、何となく匂わせる・わからせる脚本、演出、作画、声優さんの演技もよかったです。</p>

<p>次回は、もう受験の話のようです。。<br />
そして、あと3話で事実上の最終話らしいです。。1期同様、番外編あっても1話で、あと4話分はあると思っていたのに。早いよ。</p>

<p>参照：<a href="http://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-6278.html">今日もやられやく 『けいおん!!』最終話は9月14日　25＆26話は番外編です</a></p>]]>
        
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    <title>「けいおん!!」#20 感想：ライブシーンで違和感。でも部室シーンで目から汗。それと梓の視点。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2010/08/201008-02.html" />
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    <published>2010-08-28T10:30:00Z</published>
    <updated>2010-08-29T15:14:53Z</updated>

    <summary>TVアニメ「けいおん!!」の9月末の最終回が近づいてきました。 1期からずっと観...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
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        <![CDATA[<p>TVアニメ「けいおん!!」の9月末の最終回が近づいてきました。<br />
1期からずっと観てきたファンとしては、落ち着かない気持ちになってきました（グッズやBD買わないゆるいファンですが）。<br />
ツイッターで感想を少し書いていましたが、何だかブログでも感想を残したくなってきたので、最終回まで感想を書いていこうと思います（需要あまりなさそうだけど。人気作品なので検索経由ではあるかもですが）。<br />
ツイッターでの感想をもとに大幅に追記・修正しまとめたものです（8/29：一部追記）。ネタバレ有りです。</p>

<p>今回20話は、学園祭最終日でのライブの話。唯たち3年生にとっては、高校生活最後の学祭ライブ。<br />
最終話ともイメージできるような盛り上がりがある回だったので、ネット上のファンの間で話題になった回でした。</p>

<p>自分は、学園祭のライブでの観客とのやり取りに違和感を感じ、あまり感情移入出来ず、ライブシーンはそれほど盛り上がれませんでした。<br />
今までHTTファンの描写は少なかったのに、熱心なファンが急に多く現れた印象がありました。軽音部とファンの一体感・親しげな距離感の描写が突然で強引に感じられました。<br />
観客のHTTのTシャツ着用効果+クラス出し物の演劇にも唯たちが熱心に平行して練習していてクラスメートの好印象もあったのかもしれませんが。<br />
今までファンが増加していく描写が少な過ぎだったと思います。<br />
ファンやライブを楽しみにしている人たちから、応援の声を掛けられたり、会話したりする等の描写がそこそこあれば、自分は違和感を感じなかったと思うのですが。</p>

<p>ライブ演奏自体よりも、イベントでの一体感を重視した話を目指したのかもしれませんが、過去の学園祭ライブの映像・演出と比べると少し物足りない感じがしました（過去の出来がよかったので）。<br />
でも内輪が多い高校の学祭で、想定外の事が起こった舞台上での落ち着かなさ、チグハグ感、グダグダ感、舞い上がった感じの描写はリアリティあってよかったと思います。</p>

<p>ライブ後の部室のシーンは、自分も目から汗出ましたw<br />
ライブ後の余韻でまだテンション高めだけど、充実感も感じほっとしているメンバー全員。夕日が差し込む部室に座り込み壁にもたれています。<br />
笑いながら、次は何をやろうかと楽しい部活等の予定を言い合います。クリスマスパーティー、新歓ライブ、学校の泊り込みの練習、夏の合宿。。<br />
でも、それはもうこの学校・このメンバーでは出来ない事。<br />
部室の天井と夕日が差し込む窓を映したカットから、唯たちが居るシーンに移ると、笑っていた唯たちは泣きはじめます。</p>

<p>「来年の学園祭はもっともっとうまくなっているよ」と言った唯の目から丸い大粒の涙がスッと頬にこぼれ落ちます。<br />
他のキャラもそうですが、この大粒の涙の作画(絵＆動き)がそのシーンの愛おしいイメージにとても合っていてよかったです。<br />
引きの絵のカットでは、澪がギターと膝を抱え、頭を下げて肩を震わせすすり泣いているのも印象的でした。澪のキャラの特徴も出ていてた感じ。</p>

<p>今まで観続けてきた人でないと、こんなんでは泣けないというシーンかもしれません。でもずっと観てきた自分は、今までの彼女たちの行動・関係・感情を思い返され、感情的に込み上げ、泣けました。</p>

<p>梓が一人だけ泣かなかったのは、唯たち卒業で一人になってしまうと過去の話で何度も意識してきて、唯たちよりも喪失する想像をしていた+来年卒業ではないからかな？と思いました。冷静で思慮深め的な性格もあるでしょうけど。</p>

<p>でも梓は、唯たちの卒業付近の話では、泣いてしまうんだろうな。今回、やらなかった梓と唯の関係中心のシーンもあるでしょうし。<br />
自分もそこは一番泣けてしまいそうな気がします。</p>

<p>主要キャラの中では、2期の梓が一番視聴者に近い視点だと思えますし。<br />
主に唯たちが卒業してしまうという状況に対して受動的にならざる得なく（放送を受動的に視聴）、唯たちが卒業して（放送終了して）一人置いてきぼりになる、永遠に唯たちとは同じ学年（同じ世界）に属せない存在。そして、それを機会ある毎に意識し、わかっている存在。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>吉浦康裕監督 デジタルハリウッド大学公開講座(2010.7.30)：レポート</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2010/08/201008-01.html" />
    <id>tag:close2.net,2010:/anime//2.29</id>

    <published>2010-08-21T09:30:00Z</published>
    <updated>2010-08-24T05:44:33Z</updated>

    <summary>7月30日(金)にデジタルハリウッド大学公開講座 『イヴの時間　劇場版』ブルーレ...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="講義、セミナー、イベントetc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="イヴの時間" label="イヴの時間" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="吉浦康裕" label="吉浦康裕" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>7月30日(金)に<a href="http://www.dhw.ac.jp/c/eve/">デジタルハリウッド大学公開講座 『イヴの時間　劇場版』ブルーレイ/DVD発売記念 監督が語るオリジナル原作のアニメーションができるまで</a>を受講しました。<br />
Webで情報を見付け、「イヴの時間」や「ペイル・コクーン」が好きで、吉浦康裕監督の制作スタイルにもとても興味があったので、申し込みました。</p>

<p>受講者の年齢は20〜40代くらいかな。若い人が多かったですが。<br />
会場はほぼ満員でした。</p>

<p>監督の作品の原点となっているもの、自主制作の時代から今まで制作してきた作品（「我ハ機ナリ」「キクマナ」「水のコトバ」「ペイル・コクーン」「イヴの時間」「ヱヴァ破」のデザインワークス）の解説、今後について等を話してもらえました。<br />
以下、遅くなりましたが、簡単なレポートです。(8/23：一部追記)</p>]]>
        <![CDATA[<div>【注意】<br />
<ul class="small"><li>自分が取れたメモをもとにし+記憶で少し補足しているので、要点をまとめた感じの箇所が多いです。</li><li>そのため監督や発言した人の本意と少し外れてしまった点もあるかもしれません。悪しからず。</li><li>話の内容の全てをフォローしていない＆できていません。</li></ul><p class="small">　※記憶違い・間違い等があれば、コメントでもください。</p></div>

<p><br />
<strong class="stit">●はじめに</strong></p>

<p>監督：1回限りなので、楽しい講演会にしようと思います。<br />
司会：これまでの軌跡、作品の本質を話してもらおうと思います。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●作品づくりに至るまで</strong></p>

<p>・通っていた幼稚園は、面白い場だった。<br />
　教室をつくらない、壁をつくらない、吹き抜け、天井に大きなファンがある。「イヴの時間」「水のコトバ」の舞台の元になっている。<br />
・小学生の頃は建築設計士になりたかった。<br />
・小学生からSF小説を読んでいた。<br />
・中・高校は、演劇好きになり、演劇部に所属。<br />
・高校の時、ゲームの「ミスト」の影響を受け、CGにも興味をもつ。<br />
・大学受験時、役者か舞台作家になりたいと思っていたが、無理そうだなと。<br />
・漠然とCGの仕事をしたいなとCGが学べる大学へ進学。<br />
・大学2年で、そろそろつくってみようと作品制作をはじめる。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「我ハ機ナリ」(2000年 自主制作)に関して</strong><br />
（「我ハ機ナリ」をスクリーンで上映しながら）</p>

<p>・とりあえず2週間で完成させようと決めていた。<br />
・3DCG背景で2D手描きのアニメーション。<br />
・完成後、学内で褒められ、やってみようとなった。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「キクマナ」(2001年 自主制作)に関して</strong><br />
（「キクマナ」をスクリーンで一部上映しながら）</p>

<p>・テンポのいいアートアニメを目指す。<br />
・アートアニメ的でもテンポ良ければ、最後まで観てくれるのでは？<br />
・コンテンポラリーアニメは好き。<br />
・押井守監督作品も好き。「天使のたまご」好き。<br />
・5分くらいの作品。制作時間半年。<br />
・音楽とSEは、同大学の音楽部の人に頼んだ。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「水のコトバ」(2002年 自主制作)に関して</strong><br />
（「水のコトバ」をスクリーンで一部上映しながら）</p>

<p>・大学3年で就職とかチラついて、（自分の作品が）アートアニメのイメージだけだとよくないと思った。<br />
・今までと正反対のものをつくろうとし、セリフ多い、ストーリーがあるものにした。<br />
・Strata（3DCGソフト）で制作。今までの作品でも同様。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「ペイル・コクーン」(2005年)に関して</strong><br />
（「ペイル・コクーン」をスクリーンで一部上映しながら）</p>

<p>・作品を応募していたデジスタの人（ディレクションズのプロデューサー）に、こういうのがつくれるのなら、DVD(作品)もつくれるのではと依頼を受けた。<br />
・こういう事はなかなかないと思ったので、（就職するのを止め）受ける事にした。<br />
・この頃、「ほしのこえ」(新海誠監督)が出て、そういう事をやってみたいと思っていた。<br />
・実家で1年制作+半年で調整。<br />
・ゲームのムービーの仕事もしていた。<br />
・以前の作品は作画が良くなかったので、演劇をしている人にライブで演じてもらい、それを使用して作画した。<br />
・2D作画でもたないところは、3Dのカメラワークでもたした。<br />
・自分の古典SF好きの趣味が出ている作品。<br />
・1本筋のある話をつくることを目指す。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「イヴの時間」(2008-2009年)に関して</strong><br />
（「イヴの時間」をスクリーンで一部上映しながら）</p>

<p>・「ペイル・コクーン」の制作終わり時にもう個人制作は止めて、次はグループワークにしようと思っていた（今回は、監督・企画・脚本・絵コンテ・演出・3DCG背景・各種デザイン・撮影・編集・音響監督の仕事を担当された感じかな？　すごい）。<br />
・「ペイル・コクーン」は、ストーリーがわかりにくい、キャラに魅力が無いと言われていた。<br />
　それを克服する作品にしようと思った。<br />
・三谷幸喜(脚本)の「王様のレストラン」が好きだった。それをやろうと思った。</p>

<p>・制作(の仕事)は、いい事90％、悪い事10％。<br />
・制作はじめの頃、アニメ業界につてがなかったが、6話(最終話)制作時にはアニメーターの人から声を掛けてくれたり、声を掛けた人が見てくれていたりした。<br />
・1話は半年掛かったが、最終話では、尺はほぼ倍なのに半分の時間で出来た。</p>

<p>・キャステイング（声優）は、第一希望が全て通った。<br />
　バラバラで録る事が多い。リクオとマサキは一緒に録る事が多かったが。</p>

<p>・キャラクターデザインは、友人の動画の人に頼んだ（監督のラフ案やはじめのデザイン等をスクリーンで見せてもらう）。<br />
・背景はMAX（3DCGソフト）で制作。<br />
　背景は汚しよりも光の陰影で表現した方が良い（スクリーンで「イヴの時間」での3DCGサンプルを見せてもらう）。<br />
・途中から美術監督を入れた。<br />
・小道具もCG（自分で制作）。</p>

<p>・絵コンテの段階で構図は決まっている（絵コンテをスクリーンで見せてもらいながら解説）。絵コンテの背景は3DCGで既に出来ている。<br />
・途中から背景のモデリングも外注。基本のモデリングは自分でする（スクリーンで監督の基本モデリングを見せてもらう）。<br />
・最終話のテックスがマサキに話すシーンは、テックスの目が泣いているようにと指示。目の部分は手描きCG（スクリーンでその画像を見せてもらう）。<br />
・合成作業は全て一人で担当。</p>

<p>・シナリオづくりで参考にしたものは、芝居、戯曲、三谷幸喜の作品。<br />
・TVドラマの書き方の本を読んだ。自分は理屈でつくる方。</p>

<p>・はじめは実験的な作品をつくっていたが、キューブリックを観るかスピルバーグを観るかとなると自分はスピルバーグを観たくなると気付いた。<br />
・自分のやりたいことは意識しなくても（作品に）入ってくるので、あまり考えないようにしている。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」(2009年)のデザインワークスに関して</strong><br />
（制作したイメージボードをスクリーンで見ながら）</p>

<p>・序のヤシマ作戦の作戦車両内をやってもらいたいと鶴巻和哉監督に言われたが、時間がなく出来なかった。<br />
・破の時、水族館のプラントの依頼がきた。<br />
・水族館だけど、まがまがしい工場みたいにとの注文。<br />
　おどろおどろしいシーンになると言われていた。<br />
・はじめに提出したイメージボードに対して、バルブや看板の位置等で人物が居なくても大きさがわかるようにと修正依頼（鶴巻監督から）。<br />
・提出3回目でOK。<br />
　完成した本編よりもまがまがしい工場みたいなイメージだったが、本編は少し違った感じになっていた。<br />
・「ヱヴァ新劇場版」は、ボトムアップでつくられている。目標、完成形がない（設定されていない）。<br />
・すごい人ばかりで刺激を受けた。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●今後に関して</strong></p>

<p>・躍動感がない、アクションがない、野外がないのでそれを克服する作品をつくる。<br />
・次は動きのある作画もやりたい。<br />
・今、制作準備中。製品形態はわからず。<br />
・最近は「夜桜四重奏」のCGの仕事をやった（原作単行本に付属するOADの方。←りょーちもさんの初監督作）。<br />
・「イヴの時間」の2ndはやる。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●受講者とのQ＆A</strong></p>

<p>Q：制作時に辛い時はありますか？<br />
A：個人でやっている時が辛かった。<br />
　途中が一番辛い。はじめと終わりはよい。<br />
　辛い時の乗り越え方：<br />
　・自分は賞賛されるんだと思う。<br />
　・発表する場を強制的につくる。周りの人に言う。</p>

<p>Q：実写+アニメの作品はやらないのですか？<br />
A：PVとかでやりたい。<br />
　実は実写だけの作品やりたい。「イヴの時間」も実写でやってみたい。</p>

<p>Q：実写とCG合成のよい方法は？<br />
A：コンテの構図、映える構図を考えた方がよい。<br />
　庵野秀明監督の「帰ってきたウルトラマン」(DAICON FILM)もウルトラマンの顔が庵野さんの顔だが(笑)、構図がよく格好よい。</p>

<p>Q：長期的な目標をもっていますか？<br />
A：金曜ロードショーで自分のアニメを放映されたい。<br />
　立ち位置的には細田守さん。<br />
　よりアニメらしいものをつくりたい。</p>

<p>Q：フルCGをやらなかった理由は？<br />
A：自分の技術では無理そうだった。<br />
　キャラ依存の作品なので、3DCGは考えられなかった。<br />
　フルセル（フル2Dかな？）には向かうかも。</p>

<p>Q：オリジナリティを出すために観た方がよい作品は？<br />
A：絵柄から遠い世界・作品からもってきた・引っ張ってきた方が新鮮で効率的。<br />
　自分が惹かれている作品の世界をもってくる。</p>

<p><br />
<strong>講座を受けて</strong><br />
吉浦康裕監督の話は、流暢でテキパキし、論理的でわかりやすかったです。<br />
司会の方もいましたが、監督が流暢に次々と話すので一人でも大丈夫な感じでした。<br />
出来るビジネスマンのプレゼンのような、ビジネス系セミナーの講師の話のようにも感じられる程。<br />
でも次々と話されるので、メモ取りが追いつかなかった事が多く。残念ながら、他にも興味深い話があったと思います。</p>

<p>話を聴いた印象等からだと、優秀で頭の回転が速く＆飲み込みの早い人に思えました（自分とは反対..）。<br />
前作での欠点をリストアップし、次作でそれをきちんと克服している分析能力、客観視できる能力、コントロール能力、才能には感心させられます。<br />
そういう点も出来るビジネスマンのイメージに繋がりますw</p>

<p>アート系のアニメーション等の作品も好きという感性もあるのに（そういう作品も自主制作していた人なのに）、こんなに一般向けの作品を目指す人も珍しいかもしれません（今後、一般向けで成功を感じたらアート系に向かうかもしれませんが）。性格もバランスよさそうだし。<br />
実際、やっている作業は、かなり職人的なところもあるはずなのに、話の印象だと、こだわりが強過ぎる感じがありませんでした。<br />
自分の勝手な印象ですが、アーティストや職人というより、デザイナーやアートディレクターのような雰囲気がしました。<br />
そういう客観視できる、変なこだわりがない、器用なところ、合理的なところ、バランスのよいところは、監督の長期目標である細田守監督に似ている印象があります。<br />
細田監督の位置に近づくのもそのうちかもしれません（自分の予想はあまり当てにできませんがw）。</p>

<p>吉浦康裕監督の作品は、「水のコトバ」ではじめて知りました。<br />
その後、個人でのフルデジタルアニメーション制作ということもあり気になっていました。<br />
「ペイル・コクーン」では、格段にクオリティが上がり（特に3DCGの背景やディスプレイのGUI等）、人物のデザイン・作画も向上し、話もよい感じで、今後が楽しみになっていました。<br />
そして「イヴの時間」で、一気にエンターテイメント性と話のわかりやすさも増し、しかも感動も出来るものになっていて、一般的な方向の作品も出来る人なんだと感心しました。</p>

<p>吉浦監督は、ほぼ個人でのフルデジタル自主制作アニメで評価され、その後、本格的な商業アニメ作品をつくり成功した人として、新海誠さん、FROGMANさん（Flash制作のゆるいアニメ作品なので本流ではないかもですが）の次に来る人に、そのうちなりそうな気が個人的にします。<br />
プロデュース的な視点のことも出来そう、企画もうまく考えられそうで、何より魅力的な話がちゃんと書ける人ですし。</p>

<p>ちなみに「イヴの時間 劇場版」は上映館数が少ない事もあり興収2000万円でしたが、BD+DVD売上は1万枚超えたらしいです。<br />
どのくらい利益が出たかは、詳しくないのでわからないですが、TVアニメではなかったため（Web無料配信15分〜28分弱×6話→Web配信版の各話DVD,CD販売→劇場版公開→劇場版のBD,DVD,CD販売という発表・販売形態）、高額な放送枠の料金も発生しなく、宣伝広告費も抑えられていたと思われ、制作スタッフも多くなかったようだし、そこそこ黒字が出ているのでは？と憶測します。<br />
TVアニメのDVDは（DVDだけの販売の場合）、1巻（２～3話）3000〜4000枚売れれば赤字にならないという話らしいです。<br />
約1年間掛かったWeb配信で制作期間は長くなっていたのですが（準備期間含め約2年間らしい）、2ndもやると監督が宣言しているので、たぶん黒字になっているはずと思われますが。</p>

<p>今回の話では、監督の子どもの頃や10代の頃に好きだったもの（幼稚園の個性的な場、建築設計士になりたかった、SF小説、演劇）が、作品の原点になっていることもわかり、面白かったです。</p>

<p>現時点では、少数の主要スタッフでのグループワークを続けていかれそうな感じですが、今後も吉浦監督らしい制作スタイルを進化させていっても欲しいです。<br />
ますます伸びていきそうな人ですが、器用さに流されず、新しさを感じられる感動する作品をつくっていってもらいたいです。今後も期待しています。</p>

<div><br /><strong>※今回の講座のレポート紹介</strong><br /><ul><li><a href="http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/08/13/ysurdz/index.html">【レポート】吉浦康裕監督のオリジナルアニメ『イヴの時間』はこうして生まれた | クリエイティブ | マイコミジャーナル</a></li></ul></div>
<div><strong>※吉浦康裕監督インタビュー記事紹介</strong><br /><ul>
<li><a href="http://www.animate.tv/news/details.php?id=1267762174">『イヴの時間 劇場版』吉浦康裕監督ロングインタビュー(前) - ニュース - アニメイトTV</a></li><li><a href="http://www.animate.tv/news/details.php?id=1268034636">『イヴの時間 劇場版』吉浦康裕監督ロングインタビュー(後) - ニュース - アニメイトTV</a></li><li><a href="http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20091221_interview_yasuhiro_yoshiura/">3月6日公開の映画「イヴの時間 劇場版」の吉浦康裕監督に作品や今後についてインタビューしてきた - GIGAZINE</a></li><li><a href="http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/10/31/yoshiurakanntoku/">【インタビュー】世界無料配信アニメ『イヴの時間』で話題の新鋭クリエイター・吉浦康裕 (1) 個人でクオリティの高いアニメ作品を制作してきた吉浦監督 | クリエイティブ | マイコミジャーナル</a></li><li><a href="http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/03/04/timeofeve/">【インタビュー】吉浦康裕監督「劇場で新たな体験を!」 - 『イヴの時間 劇場版』、3月6日公開 (1) 劇場公開直前! まずは現在の心境について | ホビー | マイコミジャーナル</a></li><li><a href="http://www.cyzo.com/2010/02/post_3916.html">個人制作から劇場映画へ──アニメ作家・吉浦康裕が「忘れないもの」とは？ - 日刊サイゾー</a></li></ul></div>

<p>----<br />
この記事に対して問題等ありましたら、<a href="http://close2.net/L/mail.html">連絡先ページ</a>のメールアドレスまで。<br />
何かあれば、コメントでもください。</p>]]>
    </content>
</entry>

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    <title>「けいおん!!」#14 新OPの感想</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2010/07/201007-02.html" />
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    <published>2010-07-11T02:00:00Z</published>
    <updated>2010-07-12T02:28:21Z</updated>

    <summary>「けいおん!!」14話で新OP+EDがきてました。新OP+EDになると思っていな...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
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        <category term="TVアニメ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="oped" label="OP&amp;ED" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="けいおん" label="けいおん!!" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>「けいおん!!」14話で新OP+EDがきてました。新OP+EDになると思っていなかったので、ちょっと驚き。<br />
両方ともよい出来でしたが、特にOPが個人的にやばかったですw（映像にもう少しメリハリが欲しかったですが）。<br />
テンポ速い微電波曲傾向の音楽（Utauyo!!MIRACLE）と映像のシンクロも気持ちよかったです。音楽とのシンクロが気持ちいい映像は昔から大好きなので、何度もリピートして観ました。</p>

<p>映像が空間的に閉ざされた感じだなと思ったら、今までのOPにあった学校外のシーンもなかったです。やはり卒業をモチーフにしたからでしょうか？<br />
ちなみに今までのOPは、絵コンテ・演出は石原立也さんでしたが、今回から山田尚子監督が担当しています（演出は石原立也さんとの連名）。</p>

<p>新OPは、全て実写（ビデオ）で撮ったようなカットでの演出でした。<br />
前OPと比べると、アニメ的・デザイン的な派手な演出（ギャルゲーっぽいOP？）がかなり少なくなりました。ダイナミックなカメラワークも少なくなりました。<br />
引きの絵、同背景での微妙に違うシーンの繰り返し（部室での脚ダンス？や教室でのライブ）も多く、カメラワークも少なく＆構図やアングルも凝ったものは少なかったです。映像だけを観ると前OPと比べるとメリハリが少なく、少し単調な印象も。</p>

<p>自分たちや友人がビデオカメラで撮ったものを編集したような映像のテイスト、身内で制作した的な視点を目指したのかなと思えました。<br />
でもそれにしては、ビデオカメラの手振れ的な演出や被写体に近い距離で撮影したようなカットも少なく、素人っぽさがそれほど出ている訳でもないし、少し中途半端な印象。細かいですが、上の空間が結構空いているカットが多いのも気になりました。<br />
元気な被写体に合わせ、カメラワークも元気にすれば、その雰囲気も出てよかったのにと思いました。<br />
部員たちを見守る視点の距離の映像にしようとしたのかな？<br />
制作時間が厳しかったとかの理由もあったのでしょうか？<br />
こだわりがある山田監督ですので、何か理由はあったと思われます。</p>

<p>今回と演出主旨が違うと思いますが、2期はじめのOP（音楽：GO! GO! MANIAC）の方が個人的に好きなカットは多かったです。<br />
OP半ば以降で出てくる、午後の教室で唯が居眠りするカット、雪道で澪がこけて律を巻き込み一緒に倒れてしまうカット、部室で梓と紬が笑い合うカット、部室で楽しそうなメンバーの真ん中で唯が踊るカット、踏切を軽音部全員でダッシュしている引きのカット、校庭の芝生の上を全員で元気よく走っていくカット等。<br />
何気ない日常の瞬間。だけど、仲良さそうなとても印象的なカットが、愛情もって切り取られ表現されていました。その構図、作画（表情、動き）、背景美術、光の状態の表現も素晴らしいと思いました。</p>

<p>でも卒業という物語をイメージさせられる新OPの方が感動させられました。<br />
部室での脚ダンス(？)のカットでもなかなか全員合わなかったけど、最後には全員が合うようになります。少しはぶつかり合いもあり徐々にまとまってきた・さらに仲良くなってきた・気付いたら少しずつ成長してきた今までの話を思い起こさせます。<br />
特に"大好き"というフレーズ以降の歌詞とコーラス＆仲良い人たちに軽音部全員で次々に抱きついていくシーンで、せつない気持ちと感動が込み上げさせられます。<br />
部室で身体を揺らして一緒に仲良く歌うカットもよいです（少し人工的な感じがしますが）。<br />
そして、最後の歌詞"愛を込めてずっと歌うよ"でとどめ(？)をさされます。<br />
今まで好きで観てきた人には、このOPは感慨深いものになっているはずでは？と思います。</p>

<p>TVアニメの「けいおん」は1期から好きでずっと観ていました。<br />
2期からは卒業を控えたためか、仲良い人たちとの青春のきらめきの瞬間とさよならを連想させるちょっとせつない感じを切り取るようなシーンの話が多くなりました。リアリティ（部分的でも）も感じさせる日常系のせつない話は結構好きなので、さらに好きな作品になっています。<br />
やはり9月末の話で卒業になり、終わるのでしょうね。。<br />
でも劣化して続くのなら、9月末に伝説(？w)になって終わってほしいです。<br />
さみしいですが。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>TVアニメ「デュラララ!!」全話観た感想：異質さとリアリティを感じた部分を中心に</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2010/07/201007-01.html" />
    <id>tag:close2.net,2010:/anime//2.27</id>

    <published>2010-07-09T12:00:00Z</published>
    <updated>2010-07-09T12:00:22Z</updated>

    <summary>久々にアニメの感想をまとめてみました。 今年1月から放送がはじまり先日6月末に最...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="TVアニメ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="デュラララ" label="デュラララ!!" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>久々にアニメの感想をまとめてみました。<br />
今年1月から放送がはじまり先日6月末に最終話を迎えたTVアニメ「デュラララ!!」に関してです。<br />
普通の作品と比べると異質で面白く気になる面があり、書いておきたい事が断片的にあった作品だったので。</p>

<p>作画・演出・背景も最終話までよい出来でしたが、普通の作品とは違うと感じた部分を中心に感想をまとめました。<br />
以下、ネタばれありますので。</p>

<p><strong>●第1話の印象について</strong><br />
原作小説未読でした。<br />
初回を観た時から、定番コテコテ的な既視感のあるTVアニメの雰囲気がほぼ感じられなく、最近では異質な感じがした作品でした。<br />
暴力的な描写や会話等の部分にリアリティがありました。<br />
暴力にもリアリティを感じさせる作品は、アニメだとかなり少ない気がします。</p>

<p><strong>●前半の話の面白さについて</strong><br />
前半は、毎回主人公が変わるかのような印象の群像劇でした。<br />
普通の物語だと主人公視点からの話が多いので、主人公の価値観から見る世界の話になることが多いです。しかし、ほぼ毎回、主役になる人物が違いその視点からの話だったので、毎話、価値観も少しずつ違うものになっていました（原作者は一人なので、その価値観は、やはりその人の想像できる幅のものになるのでしょうが）。<br />
主人公視点のみの話だと、マンネリになったり退屈になったりする場合もあるのですが、毎回、新鮮味があり、そういった事がほぼなかったです（なかなか落ち着いた立場で観られないという面もありましたが）。<br />
そして、真(？)主人公（今回のアニメだと帝人）に物語の主導権を渡さないのです。視聴者も真主人公と同じように謎や危険がある慣れない街や人物たちに翻弄され不安定な気持ちでその世界を追っていくような感じにさせられていたのかもしれません。</p>

<p>街の青少年たちの身も蓋もない現実主義で非情な世界を中心に見せ、その中での価値観や愛を見せていく作品になるのかな？とも推測してました。<br />
今後、どうなっていくのかわからず、物語の価値観の定まり無さ、少ししか明らかにされない登場人物の謎が、話に緊張感をもたせワクワクもさせられました。<br />
謎や物語の価値観を明らかにせず、登場人物の思っていることも説明し過ぎず（この点は後半も同様かも）、何時まで経っても街や人や物語がはっきりした姿を現さない感じでした。</p>

<p><strong>●後半の話について</strong><br />
話数も後半（斬り裂き魔の事件以降）になると、流石に真主人公・帝人の中心視点が多い話になっていきました（時間軸のばらつきも無くなり）。<br />
また数々の謎のネタばれもされ、それが当たり前になっていき、物語の世界の枠も落ち着いて来て、残念ながら未知な感じのワクワク感・緊張感は前半に比べると薄れていきました。<br />
メイン3人（帝人、正臣、杏里）の心が離れている期間も長くなり、黄巾賊とダラーズの抗争の割合が多くなってきて、個人的な盛り上がりも少し落ちてしまいました。</p>

<p><strong>●最終話について</strong><br />
最終話では、勧善懲悪＆愛と対話で克服される的な少しロマンチックな良識ある価値観で爽快にまとまって終になりました。<br />
今までの話を考えると、急にその傾向が強くなった感じで、もう少し抑えた方が好みでした。<br />
今まで、暴力にしろ異能力にしろ情報にしろ技術力にしろ人間力にしろ力をもつ者が、街で立場を築くドライで現実主義的な面を多く描いていたので。<br />
そのように詰め込まないとまとまらなかったのでしょうが。<br />
シズちゃん強過ぎで、そこは痛快でしたけどw</p>

<p>傍観者的な立場だけど力をもつ年長者たち（静雄やサイモンetc）が、最後は良識的な対場で力（暴力）を発揮して、物語をまとめたのは、この物語の現実主義的な面とロマンチックな面が現れていたのかなと思いました。<br />
更に今回の黒幕orラスボスとも言えるような臨也に最後に正義の鉄槌＆説教をしたのが、外国人のサイモンというのも興味深い感じがしました。<br />
結局、外部の人間（外国）にメスを入れてもらわないと内部（国内）ではどうにもならない現実でもよくある比喩にも思えたからです。<br />
そういう点も現実主義的に思えました。</p>

<p><br />
<strong>●登場人物たちの性格・価値観・コミュニケーションについて</strong><br />
登場人物たちが各人の価値観を押し付けないゆるやかな自由さが、心地よかったです。<br />
世間一般的な視点だと偏った価値観をもっている人たちが大勢出てくるので、それぞれの価値観を否定したり・嫌ったり、対決したりしてもおかしくなさそうなのですが、そうした面倒な事はそれぞれの価値観の偏りに比べると多く起きないのです。<br />
アイツはアイツ、オレはオレといった感じで、必要以上には干渉せず、さっぱりしています。必要時には言いますが。</p>

<p>よくあるTVドラマのような世間的な（良識の）価値観から否定する一般人がほぼいません。<br />
典型的な常識的な一般人が登場しないのです。一般人が非日常の世界に巻き込まれていく物語の形を取っていますが、一般人の位置にいる感じの主人公の帝人も、非日常的な価値観を強い拒絶無しに当たり前のように受け入れたり流したりしていきます。<br />
その辺りにも自由さを感じました。自由だけど、勝手な人も多いですが。</p>

<p>杏里の依存的とされる生き方だけは、他人から少なからず否定されていた印象でした（客観的には依存出来ず一人で抱え込んで生きている感じですが）。<br />
杏里以外の人の価値観があまり否定されないのは、その人が意識的には「依存している」と思って生きていないからかな？　自意識的に依存していると思っている人が否定されるという。そこは原作者の価値観や自意識的な悩みが出ているのかな？と憶測も。</p>

<p>共感や理解もあまり求めていない感じで、わかってもらえない事や理解されないネガティブな気持ちを登場人物たちが感じる描写が少ない気がします。<br />
若いのだし、もっと理解してほしいとならないのかな？と思うのですが、それぞれ独立し達観しているような感じの人が多いのです。<br />
世間的な良識の価値観の圧力があまり描かれていないことからも、周りや世間から理解される・合わせる事に関して、重要に思っていない人が多そうです。<br />
馴れ合いや同情は避けるべきものという雰囲気もありそうです。<br />
一体感を得る事にも慎重な感じです。<br />
また、全て自己責任とされている価値観が基本としてあるような感じです。<br />
理解出来ない人とは分かり合えないのだから、はじめから無駄にコミュニケーションはしないという感じもあります。</p>

<p>以上の特徴は、現在の日本の都市に住む人間（若者？）の特徴の1部分と言われそうな面もありますが、自分もその傾向が部分的にはあるため理解でき、一面でリアリティを感じます。<br />
しかし、様々な人と出会う現実はそうはいかない事が結構あるので、他人との面倒な関係で悩むという視点では、リアリティさがない面もあるかなと思えました。感情的に悩む人が少ないのかな？　細かい事は流す、懐が大きい人が多いのかな？<br />
でも、きっちりした日常的なリアリティある心情描写・人間描写等を指向する作品ではなさそうだしとも思いました。<br />
そうしたら、原作の面白さや個性が減る可能性もありそうですし。</p>

<p>広がっていそうなのに閉ざしている、閉ざしているのに広がっている、そんな両面がある人間世界に感じました。<br />
うまくまとめられませんでしたが、登場人物の性格も価値観もコミュニケーションも普通のアニメ作品と違って、リアリティもあるのに個性があり少し異質な感じでよかったです。</p>

<p><strong>●原作とアニメを比べて</strong><br />
アニメと原作がどのように違っているのか興味があり、先日、原作1巻を購入し読んでみました。<br />
1巻だけ読んだ比較ですが、アニメと比べると各キャラのモノローグが多くあり、思っていることがわかりやすくなっていた感じでした。<br />
また暴力等に関しての描写は、アニメ程にはリアリティを感じるものではなかったです。<br />
少し意外でしたが、全体的にアニメで感じた程の異質さやリアリティをあまり感じなかったのです。<br />
自分の想像力の問題も大きいかもしれませんが。</p>

<p><strong>●アニメで感じた異質さについて</strong><br />
自分がアニメで感じた異質さの理由は何だったのでしょう？<br />
（ちなみに検索してみると、異質に感じていた人は少ないながらもいたようです。）<br />
その理由の一つは、小説作品としては珍しくなく感じるものでも、TVアニメという形（メディア）では珍しかった話や描写や人物だったからかもしれません。<br />
例えば、<br />
・TVアニメではよくある、主人公を中心とした世界にならない（主に前半）。<br />
・前半が毎回主役が変わるような群像劇（これに関しては、アニメのシリーズ構成の仕事のようですが）。<br />
・世間一般的には偏った価値観をもつ人たちが不自然な程(？)自然に存在し、現実に在る街を舞台にした物語だった。<br />
・TVアニメで描写があったとしても、ほとんどテンプレ的にしか描写されないであろう、現実に在る街にたむろしている青少年たちのリアリティある暴力等が描かれていた。</p>

<p>そして、もう一つの理由は、アニメ化によって、小説では表現できないディテールが詰め込まれた世界（絵、表情、動き、声、間、音、BGM、背景等）が現われ、それらの表現にアニメ作品としては少し過剰なリアリティさを感じ、それが異質さも感じさせたように思えます。<br />
その中でも特に街の青少年たちの暴力シーンや、街の背景美術には、生っぽいリアリティを強く感じさせられたように思います。映像そのものはアニメだけど、そういった部分は実写っぽいリアリティを背後に感じました。<br />
声優さんの実際の声のセリフと、現実よりもざらついた・猥雑な感じを受けるデフォルメされた背景美術の効果が大きかったように思えました。</p>

<p><strong>●キャラクターデザインやモブキャラについて</strong><br />
岸田隆宏さんのキャラクターデザインもそれぞれの特徴が出て魅力的でよかったです。<br />
岸田隆宏さんはアニメーターとしてもキャラクターデザイナーとしても好きです。</p>

<p>モブキャラの色は灰色になることがほとんどでしたが、それぞれ色があった方がよかったように思います。街の人間の雑多さを表現するには、その方がよかったと思うからです。<br />
あと、さわやかさはあまりない街の背景の絵に灰色の人物だとどうしても「灰色の街」「コンクリートジャングルの無機質な人間」というイメージを感じてしまうからです。<br />
灰色にした理由は、制作作業の省力化という理由があったとしても（自分の勝手な憶測です）他に、カラーギャングの色の問題、ダラーズの無色透明のイメージの問題、灰色の無機質な人間のイメージにしたかった、背景美術の街のリアリティ度を上げたかったetc、何かしらあったと思いますが。</p>

<p><strong>●最後に</strong><br />
自分が予想していた以上にアニメのディスク（DVD）は売れているようです。よかったのですが、何故でしょうかね。女性人気も高かったらしいから？　考察する材料が少ないし、よくはわからないので止めておきますが。<br />
でも2期があっても、明らかになった謎も結構あり、もう1期前半のように緊張感あるワクワクした感じでは観られない気がします。<br />
2期も群像劇的に上手い具合にシリーズ構成してもらえたら、違うかもしれませんが。<br />
そのくらい前半は普通の作品と比べ、異質な感じもあり面白かったのです。<br />
個人的に、こういうリアリティも部分的にある少し異質で面白い作品が、もう少し増えてくれるとうれしいです。</p>

<p>以上、個人的に気になっていた事をまとめてみました。<br />
記憶力悪いので印象だけで書いてしまった感想部分があるかもしれません。<br />
相変わらず、まとめるのに時間が掛かる。。結局、まとめきれなかった部分もあるし。。<br />
後から気になって、追記等するかもしれませんが。</p>

<p>[お知らせ] 7/11(日)深夜からTOKYO MXだけですが、<a href="http://www.durarara.com/news/#n162">再放送がはじまる</a>そうです。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>アニメーション監督術 第10回 杉井ギサブロー監督：レポート</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2010/06/201006-01.html" />
    <id>tag:close2.net,2010:/anime//2.26</id>

    <published>2010-06-18T10:00:00Z</published>
    <updated>2010-09-02T16:13:10Z</updated>

    <summary>5月29日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="講義、セミナー、イベントetc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="まんが日本昔ばなし" label="まんが日本昔ばなし" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="アニメーション監督術" label="アニメーション監督術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="タッチ" label="タッチ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="杉井ギサブロー" label="杉井ギサブロー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>5月29日(土)に<a href="http://www.laputa-jp.com/school/osp_lec.html#director">[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術</a>の10回目を受講しました。<br />
今回は、杉井ギサブロー監督の2回目（昨年の1回目分レポートは<a href="http://close2.net/anime/2009/10/-1.html">こちらの記事で</a>）。<br />
アニメーション研究家の原口正宏さんが聞き手役でした。</p>

<p>「タッチ」「まんが日本昔ばなし」の話等から監督の演出について話してもらえました。<br />
会場はほぼ満員でした（40人位か）。<br />
以下、遅くなりましたが、レポートです。</p>]]>
        <![CDATA[<div>【注意】<br /><ul class="small"><li>自分が取れたメモと記憶をもとにまとめています。</li><li>メモがうまく取れず、記憶から補足し、だいたいの要点でまとめている箇所もあります。</li><li>そのため監督や発言した人の本意とは少し外れてしまった点もあるかもしれません。悪しからず。</li><li>話の内容の全てをフォローしていない＆できていません。</li></ul><p class="small">　※記憶違い・間違い等があれば、コメントでもください。</p></div>

<p><br />
<strong class="stit">●今回、原口正宏さんを聞き手役(？ 違う表現だった気も)に頼んだ理由</strong></p>

<p>（※前回は、杉井監督一人で講義されました。）<br />
・自分の演出論を語ると整理されたものになりおもしろくないのでは？<br />
・原口さんが作品を解説して、原口さんの切り口で聞いてくれ、それに答えることで生っぽくなり面白くなるのでは？<br />
・そのような考えから、今回は原口さんを聞き手役(？)に進めることにした。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「タッチ」に関して</strong></p>

<p>・本編は絵コンテきっていない。<br />
・OPとEDは絵コンテきった。全作品OPとEDはきっている。<br />
　（OPとEDをきるのは）面白いもあるが、観客にこの作品はこういう切り口でとコミュニケーションし伝える役割があるので。<br />
　スタッフ向けにも、どういう作品にしていくか伝えやすいので。</p>

<p>※「タッチ」TV版（1985年）のOPをスクリーンで観る。</p>

<p>・「タッチ」は本格復帰の2作品。もう一つは「銀河鉄道の夜」。<br />
・カメラワーク、ゆっくりのPANを自覚的に取り入れた。<br />
・本当にドラマをやろうとしたとき、カット割りだけで物語を語るのは限界があると思った。<br />
・動き（の映像）に伝達機能があるなら、内面もアニメで伝えられるはず。<br />
・動きの性質も内面を伝えるのに使える。<br />
・カメラの速度は情感。<br />
・「タッチ」（ゆっくりのPAN）では、1コマ0.175ミリ動かしてもらっていた（これ以上動かせない限界）。<br />
　手分量で動かす。撮影さんは泣いていた。<br />
・「タッチ」の特徴的なカメラワークやカット割のシーンもスクリーンで観る。</p>

<p><strong>南と和也のキスシーンを（直接的な映像として）映さなかった理由について</strong><br />
・したかどうかわからないので。<br />
・どんなにうまく描いても表現出来ない。観た人に増幅してもらおう。<br />
・大事なところは、直接描かず、観る人に委ねることが多い。<br />
・「どろろ」(1969年監督)の頃は、大事なところは観せなくていいとまでは思わなかった。</p>

<p><strong>絵コンテや制作に対する考え方の変化</strong><br />
・空白の10年間（アニメの表現の壁にぶつかり、1975年くらいから日本各地を旅していた）で絵コンテのもつ意味が180度変わった。<br />
・それまでは、自分の絵コンテのままやればいいと言っていたと思う。<br />
・関わった人たちが映画を生かしてくる（現在の監督の思い）。<br />
・絵コンテは、自分は決定的なものと思っていない。人に言われて、変えたり、やめたり。<br />
・自分が思っていたものと違うものが出ても、よければ取り入れる。<br />
・絶対というものを想定するほど、映画は小さくなると思う。<br />
・つくる過程で変わっていく方がよい。<br />
・完全にプランニングされた通りにあがった映画は、自分にとっては死んでいる映画と言えるかな。<br />
・自分の現場は実写っぽい。色々と（現場で）試行錯誤する。<br />
・デジタルでやれることの幅がものすごく広がった。合理的。そういうところは素晴らしい。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「陽だまりの樹」(2000年)のOP+本編を少し観る</strong></p>

<p>・手塚治虫さんのマンガはサービスがうまい。<br />
・原作ものは、いつもバラバラに分解し整理して映像につくりあげている。骨格はきっちり残すが。<br />
・広い意味のアニメーションは、絵画的。<br />
・アトム以降のアニメは、演劇的、映画的。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「まんが日本昔ばなし」[三枚のお札]の回について</strong></p>

<p>※絵コンテと完成本編をスクリーンで観る。</p>

<p>・柔らかいキャラの柔らかい動きをアニメーターにつくってもらうため、柔らかいキャラデザインにした。<br />
・自分は現場とぴったり。原画とレイアウト全て観る。<br />
・原話をもらって脚本をつくった。表現は変えてもいいけど、骨格は変えてはいけない。<br />
・基本1ショット1コマでコンテきる。<br />
・原画のように描くコンテは好きではない。その部分は任せる。<br />
・今のような心理的な表現でカメラワークを使用してない。テンポとかで使用してた。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「グスコーブドリの伝記」(現在制作中の劇場作品：宮沢賢治原作)</strong></p>

<p>・賢治の作品3本つくりたい。<br />
・原作にこだわらず、オリジナルにつくりあげる1作目。あと1作も同様にしたい。<br />
・今回もネコのキャラクター（ますむらひろしさんのキャラクター）。抽象化のため。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●受講生とのQ＆A</strong></p>

<p>Q：劇場版「銀河鉄道の夜」のナレーションがよかったのですが、その部分について（うろ覚え）<br />
A：はじめは、ナレーション部分を取るように言われた。わからないということで。<br />
　詩の朗読は音楽のようなもの。<br />
　ジョバンニが生け贄だったのでは？　ザネリが止める。<br />
　感じ取る領域を発信する事で、作品の表現を広げるものにしたかった。</p>

<p>講義での話は以上です。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●懇親会での話</strong></p>

<p>講義後の杉井監督を囲んだ懇親会にも参加しました。<br />
場所は、会場の上のライブラリー。<br />
監督の近くにいなかったのですが、「TVアニメの黄金期が終わり、パソコン等のデジタル技術も発達し、今は過渡期の状態。アニメーションの動き等も重視されるようになってきているのでは」(うろ覚えでだいたいの要約)という話が印象に残りました。</p>

<p><br />
<strong>今回講義を受けて</strong><br />
今回の講義では、個人的に監督の以下の話が、興味深く印象に残りました。<br />
・今となってはよく見られる「タッチ」における情感を表現するためのゆっくりしたPANの成立の話。<br />
・アニメの表現の壁にぶつかり空白の10年間後、絵コンテや作品制作に対して考え方が180度変化し、逆にスタッフとの化学反応的なよりよい変化を取り入れるようになった話。<br />
・観た人に増幅してもらう演出方法（直接、映像として見せない等）。<br />
・デジタル技術に対して、積極的に取り組みうまく利用されているような感じ。<br />
・現在は、現場の共同作業の映画づくりが好きな感じ。</p>

<p>以下、個人的に勝手に思ったこと。<br />
杉井監督は1回目の講義でも話されていましたが、「アニメ表現は、記号的に説明するものでなく、感じ取れるものになるのでは？　そうでなければ、自分はアニメの仕事をやらなくていいのでは」と思っていたそうです。<br />
そうして放浪の旅をしていた空白の10年間を経て、自分の頭の中（理屈・計画）だけで作品を完成させることに限界を感じ、流動的で予測不能な部分がある外の世界・他人の世界・自然の世界を（制作過程でも）取り入れることにより（≒積極的な共同作業）、動きによる情感・感じ取る領域のもの（頭の理屈だけではない自然に近いもの）も表現しようとしていった面があるのかなと思いました。<br />
表現したい・伝えたいものが理屈や言葉にしずらい情感や感じ取る領域のものなので、制作方法にも閉じた理屈や決まり等ではない自然的なものを取り入れることにより、その表現を実現しようとしたのかなと。<br />
意識的だったかどうかは、そういう話が出なかったので、わからないですが。<br />
その辺りの何故監督の考えが変化したかの話も詳しく聞きたかったと、今になって思ったりします。</p>

<p>評価が高い「銀河鉄道の夜」ですが、残念ながら自分はいまいちピンと来なかったのです。原作は昔読んだとき、好きだったのですが。<br />
もっと沢山の映像作品等を観ていけば、そのうち理解出来るようになるのかな？</p>

<p>聞き手役進行の原口さんの質問はよかったと思いましたが、やはり抽象的・感覚的なことは、監督本人も理由がはっきりわかっていない、うまく言葉で言えない感じがあるような気がしました。今までの回でも、そういう印象はありますが。<br />
自分の理解力の問題も大きい気がしますけど。<br />
監督の話のメモを優先し、うまく質問をメモれなかったので、質問は割愛しています。すみません。</p>

<p><br />
※追記：レポート紹介<br />
・<a href="http://nikki2008.exblog.jp/13385547/">アート・アニメーションのちいさな学校だより : 第１０回（２０１０年度第３回）監督術：杉井ギサブロー</a><br />
（↑原口さんの質問も載っています。会場で記録していた素材から、確認して文章を完成させた記事のような感じがするので、こちらの方が正確だと思われます。）</p>

<p><br />
次回講義は、2009年度最後の講義になります。当初の予定では、佐藤順一監督。<br />
本当に来てもらえるのだろうか？<br />
そう言えば、来週TV放送の「迷い猫オーバーラン!」最終話の監督をやられていますね。その勢いで来てくれないかな？</p>

<p>追記[7/25]：<br />
佐藤順一監督の講義ですが、先日、小さな学校から連絡があり、日程がうまく合わず、8月も難しいそうです。<br />
「たまゆら」が現在制作中だし、「ウイッシュエンジェル」の制作も決まったし、しばらく無理かもしれませんね。。</p>

<p>追記[9/3]：<br />
小さな学校から連絡があり、佐藤順一監督の講義は10/2(土)に決まったようです。</p>

<p>----<br />
この記事に対して問題等ありましたら、<a href="http://close2.net/L/mail.html">連絡先ページ</a>のメールアドレスまで。<br />
何かあれば、コメントでもください。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>アニメーション監督術 第9回 大地丙太郎監督：レポート</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2010/05/201005-02.html" />
    <id>tag:close2.net,2010:/anime//2.25</id>

    <published>2010-05-19T12:30:00Z</published>
    <updated>2010-08-22T06:21:34Z</updated>

    <summary>5月15日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="講義、セミナー、イベントetc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="アニメーション監督術" label="アニメーション監督術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="十兵衛ちゃん" label="十兵衛ちゃん" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="大地丙太郎" label="大地丙太郎" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="迷い猫オーバーラン" label="迷い猫オーバーラン!" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>5月15日(土)に<a href="http://www.laputa-jp.com/school/osp_lec.html#director">[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術</a>の9回目を受講しました。<br />
今回は、大地丙太郎監督。<br />
急遽、監督の都合が一番良い今回の日に決まりました。はじめ余裕をもって6月の講義を予定していたそうですが、先になると監督の状況が変わり、さらに先へ延びてしまう可能性が高いためとの事。<br />
間（ま）にこだわった演出、漫画原作もののアニメ化の場合の接し方、4月末に放送されネットでも話題になった「迷い猫オーバーラン!」4話の独特の制作方法などを話してもらいました。<br />
急遽決まったにも関わらず、会場はほぼ満員でした（40人位か）。</p>]]>
        <![CDATA[<div>【注意】<br /><ul class="small"><li>自分が取れたメモと記憶をもとにまとめています。</li><li>メモがうまく取れず、記憶から補足し、だいたいの要点でまとめている箇所もあります。</li><li>そのため監督や発言した人の本意とは少し外れてしまった点もあるかもしれません。悪しからず。</li><li>話の内容の全てをフォローしていない＆できていません。</li></ul><p class="small">　※記憶違い・間違い等があれば、コメントでもください。</p></div>

<p><br />
<strong class="stit">●学生時代のアニメ制作</strong></p>

<p>・監督生活15年、演出19年、アニメの仕事を23歳からはじめて30年になった。<br />
・中学からアニメの表現形式に興味をもった。<br />
・「おそ松くん」（赤塚不二夫）の漫画が好きで漫画を描いていた。<br />
・アニメをつくった1番はじめは、高等専門学校2年生の時。<br />
　つくり方わからず、手探りではじめた。8mm。<br />
　原画は画用紙に描いた。タイムシートは無しで勘で。<br />
　出来が良かったのでコンテストに出した。しかしフィルムが帰ってこなかった（紛失）。自宅に人がお詫びに来た。<br />
　原画は残っていて、2度目の撮影をやってみたけど、1度目のテンションが出なかった。<br />
・翌年2作目制作：人形アニメ<br />
　学校の仲間と。誰も知識無し。<br />
　ストーリーよかった。子ども向け。童話っぽい。<br />
　後半部分は面倒でコマ撮りせず、カメラ廻しながら人形を動かして撮った。<br />
・3作目は、高等専門学校5年生（20歳くらい）のとき<br />
　推薦で一人だけ大学進学決まり、暇な人が自分だけだった。一人で8mmで制作。<br />
　大地監督曰く傑作。スクリーンで上映「ギタをもってる渡り鳥」。<br />
　（少しゆるめのデザインのキャラが銃を打ち合うショート作品。会場内からクスクスと笑い声が起こる）</p>

<p><br />
<strong class="stit">●演出の極意(？)：間（ま）に関して</strong></p>

<p>※はじめにNHKの落語に関するTV番組の一部をスクリーンで観る。<br />
　三遊亭小遊三、桂米助出演。<br />
（調べたら、「＜NHK趣味悠々＞ 落語をもっとたのしもう」の第6回「落語は"間"が命」だと思われます。参照：<a href="http://www.nhk-ep.com/shop/commodity_param/ctc/+/shc/0/cmc/10886A3/backURL/http%28++www.nhk-ep.com+shop+main/detail.html">NHKエンタープライズの販売ページ</a>）<br />
以下は、三遊亭小遊三と桂米助の話のメモ。<br />
――――――――――――――――――――<br />
・「間が命」はどこの世界にもある。<br />
・その人それぞれの独特の間がある。<br />
・お客さんに息をちょっと吸ってもらって、そこでどっと笑わせる。<br />
・その間は一人一人研究する事。<br />
――――――――――――――――――――</p>

<p>・同じつまらないシナリオでも、呼吸の取り方、間で笑わせられる。<br />
・泣かせるのも同じ。</p>

<p>・見るだけでなく、出力し続けることが大事。習うより慣れろ。<br />
・よく一緒に仕事をするアニメーターさん（ユマさん？）の言葉。よく自分も使わせてもらう。<br />
→「2枚描いたら動く、3枚描いたら血が通う」<br />
・面白いストーリーもつくりたいが、気持ちのいいものをつくりたい。<br />
・お笑いの人の話を聴くのが好きでよくやっている。志村けんさんetc。でも志村さんの笑いが特に好きというわけでない。<br />
　話を聴いて、自分もやっている、これはいいなと思う。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「ギャグマンガ日和」(2005年〜)、「くるねこ」(2009年〜)に関して</strong></p>

<p>※「ギャグマンガ日和」「くるねこ」をスクリーンで上映</p>

<p><strong>「ギャグマンガ日和」</strong><br />
・間を入れない。セリフ重なるくらい速い。<br />
・何が起こっているかわからない感じで。気になって、また見てもらう。再放送もたくさんやると聞いていたので。</p>

<p><strong>「くるねこ」</strong><br />
・隙間をたくさんつくろうと思った。猫がひなたぼっこしているような感じ。</p>

<p>・この作品はどの間でやろうかと決める。<br />
・ショート作品は、やり逃げできる（好きなことができるの意）。楽しい。<br />
・EDは重要。大事にしている。（作品の）余韻を楽しむ感じ。<br />
・「ギャグマンガ日和」のEDは、本編が下ねたや殺伐とした感じがあるので、ピクニックに行くような曲にした。<br />
・「くるねこ」は句読点アニメ。点があって点があって、丸。丸がED部分。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●絵コンテと演出</strong></p>

<p>※それぞれの作品の絵コンテをスクリーンで見せてもらう。<br />
・絵コンテあまり残しておかない。</p>

<p><strong>「おぼっちゃまくん」</strong><br />
・制作デスクの時代に描いた。<br />
・会社にバレるとまずいので名前を変えた（"中野線路"名義）。<br />
・かなり丁寧に描き込まれ、指示も丁寧に入っているきれいなコンテ。</p>

<p><strong>「十兵衛ちゃん」(1999)</strong><br />
・上記の「おぼっちゃまくん」と比べるとかなり荒い絵のコンテ（ぱっと見だと判別が難しいコマも）。<br />
　信頼できるアニメーターさんに頼めることがわかっていたので。<br />
　自分が描く以上のものがあがってくるのがわかっていた。<br />
・ここはこの表情にしてほしい等のときは、そのコマのその箇所だけはキチンと描く。<br />
・「十兵衛ちゃん」は、自分が観てきた人の作品・影響受けた作品を自分なりにアレンジした集大成。<br />
・ギャグ部分は「すごいよ!!マサルさん」(1998)の要素を、あとは当時TV放送し人気だった「踊る大捜査線」の要素を入れたいと思った。<br />
・音楽は「踊る大捜査線」みたいにと注文。1フレーズだけでワクワクするものにと注文。</p>

<p><strong>「フルーツバスケット」(2001)</strong><br />
（絵コンテのスクリーン上映なかったかも。うろ覚え）<br />
・原作（漫画）のキャラのポーズ等をそのままやろうと思っていた。<br />
・林明美さん（キャラクターデザイン・総作画監督）が描けば、大丈夫と思っていた。<br />
・原作のもつ透明感を出せばと。</p>

<p><strong>「僕等がいた」(2006)</strong><br />
・「十兵衛ちゃん」程ではないが、荒い絵のコンテ。<br />
・原作（漫画）をまんまやる。<br />
・原作のコマをそのまま絵に。コマの外の世界は描かない。カット割も表情もそのまま。<br />
・原作で目を描いてない顔もそれが表情なので、そのままに。<br />
　目を描かないのは、アニメーターさんには抵抗あったよう。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●漫画原作もののアニメ化に関して等の話</strong></p>

<p>・自分のわからないものは原作どおりにする。原作が完成されているものだし、そのままに。<br />
　なんで自分にこの作品の話がくる？ということもある。<br />
・その作品で演出ワード、演出モードを変える。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●プレスコ（映像(絵)より先にセリフ等を先に収録する手法）に関して</strong></p>

<p>・「すごいよ!!マサルさん」(1998)の反省から取り入れることに。間がうまくいかなかった。<br />
・「ギャグマンガ日和」のプレスコ<br />
　声優さんのしゃべったセリフをカットすること多い。<br />
　今期最終話は、15分原作漫画読みで、4分にカットした。面白いものになっている。<br />
・「くるねこ」のプレスコ<br />
　小林聡美さんの声は、はじめ反対していた。犬っぽいイメージだったので。<br />
　はじまってみると、小林さん最高だった(笑)。全ての声をやってもらい、リテイクもなし。<br />
・「ギャグマンガ日和」と「くるねこ」の（両極端なものを）両方やっていたので、少しわからなくなったりした(笑)。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「迷い猫オーバーラン!」4話の監督に関して</strong><br />
（毎回、監督が変わるTV作品で4話はネットで話題になった。）</p>

<p>・最近、ずっとプレスコだったので、どうしようかと悩んだ。<br />
・絵コンテのセリフを全て自分で声に出して読んでレコーダーで録音し、30分(1話分)のビデオコンテをつくった。<br />
※そのビデオコンテをスクリーンで上映。<br />
　撮影された絵コンテの各絵に大地監督が演じたキャラの声が時間どおり（大地監督の間どおり）に入っているもの。女キャラの声も。会場で笑いも。テンポはほぼTV完成版と同じ印象。<br />
・自分で読んだセリフで、タイムシート組んだ。<br />
・自分の間でできてよい。<br />
・声優さんにもそのビデオコンテを観せて、その間でやってもらった。<br />
・アニメーターさんの作打ち（作画打ち合わせ）もそれを観せて説明。<br />
・編集時のカッティングもほぼなし。<br />
・こんな方法やる人いないかな？と思っていた。<br />
・やりたいと悩むくらいなら、とりあえずやってみた方がよい。</p>

<p><br />
最後に講義前半でスクリーン上映した「落語は"間"が命」を再度観て終了。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●受講生とのQ＆A</strong></p>

<p>Q：映像をつくられるようになって、間が良くなったと思えるようになったのはどんなときからか？<br />
A：赤塚不二夫さんが好きだったので、その間の影響が大きい。<br />
　赤塚さんはチャップリンも好き。<br />
　自分にとって中学生時代までに受けた影響がベース、それ以降はそんなに影響受けなかった。<br />
　場数やれば、気持ちいいものできる。磨かれていく。</p>

<p>Q：影響受けた作家や映像作品。観た方がよい作品。<br />
A：ギャグでは、赤塚不二夫さん。<br />
　シリアスは、TV時代劇の「忍者狩り」。（参照：<a href="http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%8D%E8%80%85%E7%8B%A9%E3%82%8A-DVD-%E5%B1%B1%E5%86%85%E9%89%84%E4%B9%9F/dp/B000NQDB2U/">AmazonのDVD商品ページ</a>）<br />
　観た方がよい作品は、チャップリンの作品。<br />
　自分の興味ある分野でそういうものがあれば、昔の名作は観た方がいい。</p>

<p>Q：原作もので原作どおりにしようとしたときの気持ちは？<br />
A：すごい不安だった。<br />
　一緒にやる人に相談して、一緒に飛ぶ事にした。<br />
　まんまやっても、映像なので一緒になるはずない。<br />
　声、音、音楽、動きもあるので、更に面白くなるはず。<br />
　（そういう意味で）挑戦している。<br />
　アニメ観た人が原作読みたくなるように。</p>

<p>Q：「今、そこにいる僕」(1999)について、どう思っているか？<br />
A：あれはすごいと思った(笑)。<br />
　ギャグばかりだと枯れるので、ギャグ禁止にしてやることにした。本当の戦争は痛いんだぞと。<br />
　戦いの話は、倉田英之さん（シリーズ構成・脚本）に任せ、登場人物の戸惑い等は自分で。相談してやった。<br />
　息が詰まって早く終わりたかった。皆、心を痛め、胃を痛めていた。<br />
　「おじゃる丸」をやるとほっとしていた（平行して制作）。<br />
　日本よりアメリカで評価が高かった。<br />
　今はできそうもないので、そのときつくってよかった。傑作。</p>

<p>Q：何故、アニメを選んだのか？<br />
A：たまたまアニメに進んだ。<br />
　中学、高校時は、役者になりたかった。<br />
　大学時は、舞台写真家になりたかった。<br />
　大学のとき、アニメの撮影を教授から声を掛けられ、やることになった。そして、その仕事に。<br />
　アニメは自分の得意技。<br />
　実写もやってみたい。ものすごくやりたい。</p>

<p>Q：原作もの作品で自分と他の人（他の監督）との違いは？<br />
A：自分中心（主観という意味かな）で言うと、キャストと音楽（確か音も）の使い方が違う。</p>

<p>Q：ダム建設のアニメ、手話のアニメ等、多様につくられる理由は？<br />
A：ダムは依頼で。宮ヶ瀬ダムの資料室で観られる。<br />
　（追記[5/21夜]：「宮ヶ瀬ダムマン」という作品かな？ 参照：<a href="http://www.style.fm/log/08_event/event21.html">WEBアニメスタイル EVENT 第21回　監督10周年記念 大地丙太郎、語りまくりっ！</a>）。<br />
　経験値を積むのがよい。<br />
　宮崎県の灌漑事業のアニメ制作（確か）で、行政の人に絵コンテ等でプレゼンしたとき、反応なかった。こういう経験もそういうケースとして残るし使える。<br />
　プラスになるとプラス思考。</p>

<p><br />
講義での話は以上です。</p>

<p>大地監督の作品は結構観ていたし、「フルーツバスケット」「十兵衛ちゃん」はかなり好きな作品だったので、懇親会にも参加しました。場所は、会場の上のライブラリー。<br />
大地監督とは離れた場所にいて、監督も途中で帰られたので話を聴くことができませんでした。ちょっと残念。<br />
でも参加者の人たち等と話したり色々な話も聞けたりできよかったです（自分は話すの得意な方でないですが）。</p>

<p><br />
<strong>今回講義を受けて</strong><br />
大地監督作品の絶妙な間やテンポのシーンに感心させらることが多かったのですが、やはりかなりこだわって大事にされていたのがわかりました。<br />
呼吸の取り方とか間の演出は難しそうだけど、面白そうに思いました。またそれをもう少し意識して様々な作品を観てみたいとも思いました。</p>

<p>漫画原作ものの話において、監督がわからない（深く理解出来ない）原作で、完成されていると思われるものは原作そのままにアニメ化しているという話は意外でした（特に少女漫画原作かな？）。理解している感じでアニメがつくられていた印象があったので。<br />
その方法が、結果としてかなり優れた効果をあげているのも興味深かったです。<br />
原作自体は深く理解出来ていなくても、その素材（原作）の味を見極め、素材感をきっちり残しうまくすくいあげ、素晴らしい作品に仕上げられるのも大地監督の才能と思いました（原作との相性が合う・合わないはあるでしょうが）。</p>

<p>大地監督作品には、過去に個人的に幾度も笑わせられたり泣かせられたりした作品が結構ありました。テンポよいギャグで、泣けるせつないシリアス系のシーンで。<br />
「十兵衛ちゃん」は、その両方がある作品で、実は、それまでTVアニメだとSFものやメカが出てくるもの中心にしか観てこななかった自分が、遅まきながら興味ないアニメのジャンルでもとりあえず観てみるきっかけになった1作品でした。<br />
その話も聴けてよかったです。</p>

<p>「迷い猫オーバーラン!」4話の一人プレスコ・ビデオコンテ(？)を使用した制作方法も興味深かったです。<br />
今後、似たような方法で制作する人も出てくるかも。</p>

<p>監督のTV出演した姿を見た事はありましたが、実物もいい声で笑顔が多く明るく、魅力がありそうな人でした。<br />
今回の講義があるので、Webラジオの「<a href="http://dn-e.jp/ms/program/akitarou.html">大地丙太郎のおととい来やがれ！</a>」の第11回を聴いたら、昨年夏から続いていたスランプを抜けたとの事。<br />
今後の作品に期待しています。</p>

<p><br />
※追記：レポート紹介<br />
・<a href="http://nikki2008.exblog.jp/13317401/">アート・アニメーションのちいさな学校だより : 第９回（２０１０年度第２回）監督術：大地丙太郎　コンテ演出</a><br />
（↑監督が描かれた絵コンテも載っていました）<br />
・<a href="http://togetter.com/li/21752">Togetter - まとめ「アニメーション監督術 大地丙太郎監督の会」</a></p>

<p><br />
次回講義は、5/29(土) 杉井ギサブロー監督の2回目です。</p>

<p>----<br />
この記事に対して問題等ありましたら、<a href="http://close2.net/L/mail.html">連絡先ページ</a>のメールアドレスまで。<br />
何かあれば、コメントでもください。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>アニメーション監督術 第8回 鈴木伸一さん：レポート</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2010/05/201005-01.html" />
    <id>tag:close2.net,2010:/anime//2.24</id>

    <published>2010-05-03T07:00:00Z</published>
    <updated>2010-08-22T06:22:26Z</updated>

    <summary>5月1日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術の...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="講義、セミナー、イベントetc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="アニメーション監督術" label="アニメーション監督術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="鈴木伸一" label="鈴木伸一" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>5月1日(土)に<a href="http://www.laputa-jp.com/school/osp_lec.html#director">[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術</a>の8回目を受講しました。またほぼ2か月振り。<br />
今回は、アニメーション作家・監督・漫画家等の鈴木伸一さん。アニメ制作グループ「G9+1」のメンバー、杉並アニメーションミュージアム館長、藤子不二雄の漫画キャラクター「小池さん」のモデルにもなった人です。<br />
アニメーション研究家の原口正宏さんが聞き手役でした。<br />
会場は30〜35位の人。<br />
以下、簡単なレポートです。</p>]]>
        <![CDATA[<div>【注意】<br /><ul class="small"><li>自分が取れたメモと記憶をもとにまとめています。</li><li>メモがうまく取れず、記憶から補足し、だいたいの要点でまとめている箇所もあります。</li><li>そのため監督や発言した人の本意とは少し外れてしまった点もあるかもしれません。悪しからず。</li><li>話の内容の全てをフォローしていない＆できていません。</li></ul><p class="small">　※記憶違い・間違い等があれば、コメントでもください。</p></div>

<p><br />
<strong class="stit">●「おとぎプロ」時代</strong></p>

<p>・「トキワ荘」にいた頃、デザインスタジオに勤め、デザインの仕事をしていた。<br />
　しかしデザインが肌に合わなかった。<br />
・アニメーター募集があると声を掛けてもらい、漫画家・横山隆一さんの「おとぎプロ」に入社。<br />
・主にアニメーターの仕事をしていた。横山隆一先生がイメージリーダーのような役割。<br />
・原画と動画の区別無く、送り描きで制作していた。<br />
・「ふくすけ」をスクリーンで視聴。<br />
　いろいろな種類のフィルムを撮影で使用したため、色調が部分部分で変わっている（フィルムメーカーで変わるとは知らなかったため、映画会社の余ったフィルムを買って使用していた）。<br />
　当時のセルが厚いため、ハレーションもたまに写っている。<br />
　鈴木さんの初アニメーター作品だが、とてもうまい感じ。原口さんも同様に感想を。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「スタジオ・ゼロ」時代</strong></p>

<p>・「スタジオ・ゼロ」に入った理由として、「おとぎプロ」は横山隆一先生の趣味の延長的で、他のところにも行ってみたかったためとの事。<br />
・作画監督の仕事、原画の仕事をしていた。<br />
・「嘆きのボイン」をスクリーンで視聴。<br />
　メインのキャラクターデザインは、藤子・F・不二雄さん、サブキャラは自分もデザインした。<br />
・個人でアニメーション制作もしていた。絵コンテなくメモから制作していた。<br />
・自主制作の「点」「ひょうたん」をスクリーンで視聴。<br />
　メタモルフォーゼ部分の作画が面白く、話の展開もユーモラスで楽しい作品。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「Mina」(ユネスコ・アジア文化センターの識字教育・環境問題アニメ)に関して</strong></p>

<p>・マレーシアで制作してもらった。<br />
・作打（作画打ち合わせ）は、現地のスタッフに絵コンテを見せて説明。<br />
・その後は、ラッシュでチェック。<br />
・結構、自分の思った通りには上がって来ない。<br />
・キャラクターデザインはマレーシアの有名な漫画家・ラットさん。<br />
　日本のキャラクターと違い、口が横に広く、女性の目も独特。<br />
・絵コンテと作品をスクリーンで観せてもらう。<br />
※参考ページ：<a href="http://www.apic.or.jp/plaza/oda/zoomup/20100101.html">国際協力プラザ　国際協力NEWS：ZOOM UP：アニメ作品を通じて識字や環境問題を身近なものに</a></p>

<p><br />
<strong class="stit">●「チックン・タック」に関して</strong></p>

<p>・絵コンテと作品をスクリーンで観せてもらう。<br />
・はじめてのクレイアニメ。<br />
・エフェクトは作画で。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「穴」（G9+1）に関して</strong></p>

<p>・コンテを皆で持ち寄って順番決めた。<br />
・スクリーンで作品上映。<br />
　この作品もメタモルフォーゼ部分の作画が面白い。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●今後に関して</strong></p>

<p>・G9+1はずっと続けていく。<br />
・杉並アニメーションミュージアムや学校で、アニメーションの楽しさ・面白さを伝えていく。<br />
・アニメーションの審査をやることが多い。最近の若い人はうまい。（作品が）暗いのが多いかな。でも「フミコの告白」（作者：石田祐康さん）は明るくてよかった(笑)。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●受講生とのQ＆A</strong></p>

<p>Q：トキワ荘の頃などの昔の話を聞きたい。<br />
A：なぜトキワ荘がまだ人気があるのかわからない。<br />
　トキワ荘は、人間関係がよかった。面白かった。友達もいて話が出来たりして安心出来た。</p>

<p>Q：トキワ荘の人たちの恋愛話等があれば聞きたい。<br />
A：皆、そういう話はしなかった。<br />
　赤塚不二夫さんは、当時、格好よくてモテていたのでは？</p>

<p>Q：アニメを勉強している人へのアドバイスをください。<br />
A：意外と作品を観ていない。<br />
　自分の好きな現在のアニメ等はよく観ているが、昔の古典や、昔の名作を観ていないので、一応観てほしい。<br />
（昔の名作等は、自分もほぼ観ていない気がします。。機会があれば、観ようと思います。）</p>

<p><br />
講義での話は以上です。<br />
懇親会は、鈴木伸一さんの作品をほとんど観ていなかったこともあり、参加せず。</p>

<p><br />
<strong>今回講義を受けて</strong><br />
講義からだけの印象だと、鈴木伸一さんは、ひょうひょうとして、無駄には悩まない楽天的な人のように感じました。<br />
制作上で苦労もあると思うのに、あまりそういう事は話されませんでした。<br />
また本当にアニメーションの仕事が好きな人なのだろうなと感じました。<br />
絵コンテの絵も魅力的でした。<br />
76歳という年齢に思えない若々しい感じの方でした。</p>

<p><br />
監督術2009が終了次第、監督術2010の開講予定だったのですが、日程調整等の都合により、今回から「アニメーション監督術2010」の初回ともなりました。<br />
監督術2009より引き続き受講の人には、別途対応してくれるようです。<br />
このまま2009終了を待っているといつまで掛かるかわからないので、そうした方がよかったと思いますが、思った以上にずれ込み。。</p>

<p>次回講義は、5/29(土) 杉井ギサブロー監督の2回目です。</p>

<p>----<br />
この記事に対して問題等ありましたら、<a href="http://close2.net/L/mail.html">連絡先ページ</a>のメールアドレスまで。<br />
何かあれば、コメントでもください。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>アニメーション監督術 第7回 合田経郎監督：レポート</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2010/03/201003-01.html" />
    <id>tag:close2.net,2010:/anime//2.23</id>

    <published>2010-03-11T15:00:00Z</published>
    <updated>2010-08-22T06:23:14Z</updated>

    <summary>2月27日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="講義、セミナー、イベントetc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="どーもくん" label="どーもくん" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="アニメーション監督術" label="アニメーション監督術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="合田経郎" label="合田経郎" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>2月27日(土)に<a href="http://www.laputa-jp.com/school/new_lec.html#dir">[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術</a>の7回目を受講しました。<br />
今回は、人形アニメーション「どーもくん」や「こまねこ」等の合田経郎監督。<br />
会場は満員でした（45〜50人位か）。<br />
一般的な監督のイメージとは違った方で、監督になるまでの流れも少し独特でした。</p>]]>
        <![CDATA[<div>【注意】<br /><ul class="small"><li>自分が取れたメモと記憶をもとにまとめています。</li><li>メモがうまく取れず、記憶から補足し、だいたいの要点でまとめている箇所もあります。</li><li>そのため監督や発言した人の本意とは少し外れてしまった点もあるかもしれません。悪しからず。</li><li>話の内容の全てをフォローしていない＆できていません。</li></ul><p class="small">　※記憶違い・間違い等があれば、コメントでもください。</p></div>

<p><br />
<strong class="stit">●学生時代</strong></p>

<p>・勉強好きじゃなかった。中学生から勉強しなくてよい方向にいきたいと考えるようになった。<br />
・それもあり、デザイン科の高校に行く。<br />
・高校の先輩に視力が良いとの理由から自主制作映画のカメラマンを頼まれる。<br />
　ゴジラの1コマ撮りの8mm映画だった。<br />
　一夏掛けて撮影したが、全てピンボケだった。でも楽しいなと思った。<br />
・卒業後、映画の専門学校へ。<br />
　16mmの憧れもあり入学。<br />
・皆で作品づくり等は楽しかったが、年5本くらいしか映画を観ず、自分は映画に選ばれてないなと思った。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●卒業後</strong></p>

<p>・就職時、友人にCM制作会社に誘われて入社。<br />
・プロダクションマネージャーの仕事だった。<br />
・CMの仕事は、平均1か月半くらい掛かる。<br />
・いろいろな人と関わって仕事するのは楽しかったが、本当にこの仕事がやりたかったのかと疑問になり、とりあえずその会社を辞める。<br />
・辞めてからプラプラしていた。散歩とかしていた。<br />
・仕事の声が掛かるので、1本（1か月半）CM撮って、1〜2か月休むという暮らしを5年間くらい続けていた。<br />
・時間があるので、いろいろ考えた。生きる事とか。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「どーもくん」について</strong></p>

<p>・前の会社を辞め、フリーの仕事をやっていた時代、プロダクションマネージャーからプランナー（企画）の仕事が多くなっていた。<br />
・ティー・ワイ・オーのプランナー募集に応募し入社。<br />
・社内でNHK衛星放送のキャラ企画を募集していた。<br />
・締切の前日3時か4時にまだ白紙状態。そのときに落書きしていて出てきたモノが「どーもくん」。<br />
・今までキャラをつくったことなかった。採用されてびっくり。<br />
・その採用された絵をスクリーンで見せてもらう。<br />
　花畑にいるどーもくん。かなりゆるい感じ（キャラも背景も）で会場でくすっと笑いも起こる。<br />
（<a href="http://nikki2008.exblog.jp/12933155/">アート・アニメーションのちいさな学校だより : 『NHKどーもくん』•『こまねこ』合田経郎監督　来校！</a>にスクリーンに映された画像があります。）<br />
・どーもくんが暗い穴蔵にいてTVを観ているイメージは浮かんだ。<br />
・はじめは着ぐるみで制作と思っていた。<br />
・プロデューサーの人は2Dのコマ撮りを希望。<br />
・しばらく相談の上、人形のコマ撮りに決まる。</p>

<p><strong>「どーもくん」制作時の話</strong><br />
・30秒を3日間で撮った。ほぼほぼ徹夜。<br />
・（制作）スタジオですごいドキドキした。<br />
・撮る時は、必要な人10人くらいで撮った。<br />
　（普通のCM撮影時のように）プロデューサーや代理店の人はいない。<br />
・子どもの頃にプラモデルをつくるような懐かしい楽しさがあった。<br />
※ここで「どーもくん」をスクリーンでまとめて観る。<br />
・はじめの頃は年6本くらい撮った。最近は年1本。<br />
・アニメーションをやりたかったという訳でなく、たまたまつくることになった。<br />
・「どーもくん」の実制作に入る前、アニメーターや人形作家の人に見せ説明したとき、唖然としていた気がする。<br />
　人形アニメとしては、動かしにくいキャラだったし。<br />
・比べると、はじめの頃のどーもくん（の形）は、四角くてわかりにくい印象。<br />
　10年後のを見ると、丸っぽくかわいらしく見える。<br />
・修理の度、人形作家さんから戻ってくると少しずつ変わってきた。</p>

<p><strong>自分の仕事に関して</strong><br />
・自分の大事な仕事は絵コンテ描き。<br />
※「どーもくん」の絵コンテをスクリーンで見せてもらう。会場にも絵コンテのコピーを廻してもらう。<br />
・コンテに秒数もキッチリ書いて、編集は微調整くらいで完成させる。<br />
・「どーもくん」のはじめの制作のとき、大変だったのにアニメーターの人は楽しかったと話していた。<br />
　アニメーターの人は動かすのが楽しいのかなと思い、楽しんでもらうため、細かいところはお任せするようになった。<br />
・スタッフ一人一人がどうやったら、楽しくつくってくれるかと考え、コンテをつくるようになった。<br />
・楽しくつくっているのとしぶしぶだと差が出る。<br />
・スタッフの楽しんでいる力で120点になったりする。<br />
・自分にとって、監督は何もできない人。全て人にやってもらう。<br />
※「どーもくん」の海外向けCMとその後に依頼が来たアメリカのスーパーの「どーもくん」CM等をスクリーンで上映。<br />
・子どもの頃の経験や記憶を使ってストーリーをつくる。<br />
　自分にとってはオリジナル。<br />
　そのときのコツは、細かいディテールを一生懸命思い出す事。<br />
　その事が映像のリアリティーに生きる。<br />
・ストーリーを考えるより先に記憶のディテールを思い出す事が先。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●独立前後について</strong></p>

<p>※合田監督の他のCM作品や「ぼくはくま」（NHKみんなのうた）をスクリーンで観る。<br />
・CMディレクターとしてやっていたが、「どーもくん」の絵本とかもつくっていた。<br />
・そんな事もあり、会社の上の人に独立を勧められる。<br />
・半独立的に、ドワーフを一人で立ち上げる。<br />
・アニメーションの仕事が多くなる。アニメーションをもっと知りたいと思うようになった。<br />
・「ぼくはくま」のアニメーターは、「どーもくん」も担当した峰岸さん（峰岸裕和さんかな？）。<br />
・アニメーターの個性が出る。子どもっぽい人は子どもっぽく。女の子っぽい人は女の子っぽく。</p>

<p><br />
<strong class="stit">「こまねこ」に関して</strong></p>

<p>・東京都写真美術館の展覧会から生まれた作品（『過程を見せる展覧会。"絵コンテの宇宙ーイメージの誕生"』展）。<br />
　<a href="http://www.komaneko.com/intro/about.html">こまねこ 公式サイト：こまねこについて</a>に経緯の説明等があります。<br />
・展覧会の会場には、窓があって、自分たちがコマ撮りをしている様子を見てもらう。<br />
・作品内で、最後にこまねこがつくったムービーは、自分でつくったもの。<br />
　下手につくってくれとアニメーターに頼んだら、監督がやった方が良いと言われ、自分で下手風に演出し8mmで撮ったもの。<br />
・はじめの作品は、5分を1か月半掛かった。<br />
・他の4つのストーリーは、8〜9か月掛かった。<br />
・1日5秒くらいの作成。<br />
・なかなかゴールに着かないと8か月。（風景が変わらない）海上を船で進むようだった。<br />
・終わる時は、「もうこれで終わるのか」とさみしさがあった。<br />
・その後は、1か月くらい掛かるCMの仕事は楽な気持ちでできるようになった。<br />
・「こまねこ」の映画は、お客さんに観られるのが怖かった。でもお客さんの反応を見て気持ちがあがった。麻薬的。<br />
・映画をやってみて、映画をやりたい人の気持ちがわかった。<br />
・「どーもくん」も映画化したい。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●受講生とのQ＆A</strong></p>

<p>Q：映像にリアリティーを与えるアドバイスをください。自分は映像制作をしているが、絵コンテをなぞるだけになっている。<br />
A：自分の中の記憶を思い出し、なるべくそれを再現するように。<br />
　それが、自分にとってのよりどころであり、オリジナリティだと思っている。<br />
　自分は、コンテ100％再現よりも現場でそれよりよいものにしたい。</p>

<p>Q：スタッフに楽しんでもらうように気に掛けていられるが、逆にスタッフの取組みで思う事はあるか？<br />
A：「ここはやらなくてよいです」と言う事も自分の仕事。<br />
　拡げていっても収集できなくなるので。<br />
　そういった事をするのは、自分が過去にプロダクションマネージャーをやっていたからかも。</p>

<p>Q：どーもくんの声が魅力的だが、実際にいないキャラの声の演出について<br />
A：アニメ的（マスコット的）にしたくなかった。<br />
　生き物として存在させたい。<br />
　よくあるような高い声の女の人の声にしたくなかった。<br />
　アナウンサーの方（元NHKアナウンサーの山川静夫さん）に裏声で言ってもらい、スピードを修正して作成。<br />
　はじめに99テイク録って使い回している。</p>

<p>Q：どーもくんのキャラの権利は、監督がもっているのか？（アメリカのスーパーのCMもあったので）<br />
A：権利はNHKとティー・ワイ・オーの両方がもっている。<br />
　日本ではダメだが、アメリカでは良いのではという事で、スーパーのCMは制作。</p>

<p>Q：コマ撮り制作のモチベーションの維持について<br />
A：ゴールが見えない不安がスタジオを覆うときは、面白いアイテムを持ち込んだり、イベント入れたり、楽しむ方向で。<br />
　何とかなる。モチベーションが落ちている感じをあまり受けたことはない。</p>

<p>Q：作品をつくりたいという動機や、つくりたいというモノはあったか？<br />
A：つくりたいと温めていたモノはなかった。<br />
　子どもの頃、学校の先生をネタにした自分のマンガが受けていたりしたが、意識的に将来、これをつくりたいというのはなかった。</p>

<p>Q：キャラの性格はどうつくるのか？<br />
A：決まりはない。絵と同時に決まったりする。<br />
　デザインにモデルはない。性格はモデルある。</p>

<p>Q：はじめ、どーもくんを着ぐるみでいった方が良いと思った理由について<br />
A：科学番組で蟻の巣の立体図が出てくるが、ああいうのを再現したかった。<br />
　生きている感じを出したかった。それで着ぐるみとイメージしていた。</p>

<p>Q：どーもくんが日本の生活様式なのはなぜか？<br />
A：はじめから和風と思っていた。<br />
　自分が知らない事はやりたくなかった。<br />
　外人が「どーもくん」は俳句のテイストと言っていた。</p>

<p><br />
講義での話は以上です。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●懇親会での話</strong></p>

<p>講義後の合田監督を囲んだ懇親会にも参加しました。<br />
場所は、会場の上のライブラリーでした。はじめて入りましたが、漫画、アニメーション、映画、美術関係の書籍もたくさんあり温かみのある良い感じの場所でした。</p>

<p>合田監督とは離れていた場に居たのですが、サインをもらうときに、少しだけ話しました。<br />
「合田監督の人形アニメーションは、とても自然な動きに見えるのですが、その辺りはこだわっていたり、スタッフに求めているのでしょうか？」という感じの事を聞いてみました。<br />
合田監督の話だと、その辺りのこだわりはあるが、スタッフの方がそうしてくれているというような事を話されえていました。またそういう事で監督からやり直しをさせるときもあるが、そうすると1日掛けた作業が全て無駄になり、スタジオの空気が一気に本当に重くなると切実そうに話されていました。</p>

<p>サインをもらうのは、色紙等も持っていないし、何人もされていたので遠慮しようかとも思ったのですが、どーもくんやこまねこを観て好きだったので、イラスト付きサインをもらってしまいました。<br />
「どーもくん」のイラストとてもかわいかったです。大切に取って置きます。<br />
他の人に描いていた「こまねこ」もとてもかわいかったです。<br />
イラストを見てもらいたくもあるのですが、許可を取ってないので、自重します。</p>

<p><br />
<strong>今回講義を受けて</strong><br />
合田監督は、自分がもっていた一般的な監督のイメージと結構違う印象の人でした。そんな監督もいるのだと少し新鮮でした。</p>

<p>例えば、スタッフに気を使い、スタッフが楽しくつくってくれるようにと考え行動し、自分がと我を押し出さない感じ、自分は何もできないと思うなどのスタッフに対する態度や性格的な面とか。<br />
アニメーションの監督さんは、作家性が強い人、職人的な人が多そうなのですが、自分にはつくりたいモノがなかったと正直に話された事とか。<br />
自分の意志よりも仕事の状況から、偶然、そういった監督になり成功している人もいるんだなと。才能があればこそですが。</p>

<p>リアリティのある映像やストーリーをつくるための方法として、自分の記憶をディテールまで思い出す事を話されていましたが、個人的にとても参考になりそうな方法に思えました。</p>

<p>仕事の実績もあるし、そんなに他人を気にしなくても..と思える面もある方でしたが（自分は昔、他人等をかなり気にする傾向があったので、悪い方にストレス溜まらないかと勝手に心配）、作品同様、柔らかい感じで謙虚で飾らない方でした。<br />
今後も温かみがありかわいい感じもある魅力ある作品＆キャラクターを楽しみにしています。</p>

<p><br />
次回講義は、講師の方々とのスケジュール調整がうまくいかず、まだ未定との事。<br />
あと4回あるので、第1期の終了（当初2月予定）はまだ先になりそうな感じです。<br />
講師予定の監督は忙しい人多そうだし、第1期目だから調子もわからず仕方ないのかな。</p>

<p>----<br />
この記事に対して問題等ありましたら、<a href="http://close2.net/L/mail.html">連絡先ページ</a>のメールアドレスまで。<br />
何かあれば、コメントでもください。</p>]]>
    </content>
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    <title>アニメーション監督術 第6回 りんたろう監督：レポート</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2010/02/201002-01.html" />
    <id>tag:close2.net,2010:/anime//2.22</id>

    <published>2010-02-25T15:00:00Z</published>
    <updated>2010-08-22T06:24:43Z</updated>

    <summary>2月20日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="講義、セミナー、イベントetc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="よなよなペンギン" label="よなよなペンギン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="りんたろう" label="りんたろう" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="アニメーション監督術" label="アニメーション監督術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="ラビリンス＊ラビリントス" label="ラビリンス＊ラビリントス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="迷宮物語" label="迷宮物語" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>2月20日(土)に<a href="http://www.laputa-jp.com/school/new_lec.html#dir">[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術</a>の6回目を受講しました。前回からほぼ2か月振り。<br />
今回は、りんたろう監督。<br />
アニメーション研究家の原口正宏さんが聞き手役（原口さんが聞き手役だと、話の交通整理的なことをしてくれてよい感じです。でも出しゃばることはされないので、質問に対して監督が話したい方にいってしまうこともありますが。）<br />
会場はほぼ満員くらいでした（40人位か）。<br />
「よなよなペンギン」「迷宮物語　ラビリンス＊ラビリントス」の話が中心でした。自分は「よなよなペンギン」は未見。</p>]]>
        <![CDATA[<div>【注意】<br /><ul class="small"><li>自分が取れたメモと記憶をもとにまとめています。</li><li>メモがうまく取れず、記憶から補足し、だいたいの要点でまとめている箇所もあります。</li><li>そのため監督や発言した人の本意とは少し外れてしまった点もあるかもしれません。悪しからず。</li><li>話の内容の全てをフォローしていない＆できていません。</li></ul><p class="small">※記憶違い・間違い等があれば、コメントでもください。</p></div>

<p><br />
<strong class="stit">●はじめに</strong><br />
・アニメ制作50年になった。<br />
・最近の日本のアニメは、コミック原作等でストーリー中心主義になっている。<br />
・（日本では）1980年代でアニメ表現が頂点になり、その後は平行線。<br />
・シナリオのト書きの行間（間と間）をイメージで埋める。<br />
・イマジネーションを大切にしたい。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「迷宮物語　ラビリンス＊ラビリントス」（1989）について</strong><br />
※スクリーンで上映後、監督の絵コンテも見せてもらいながら話をしてもらう（自分は昔レンタルで作品を観て、感覚的で面白いと思っていた）。<br />
・監督の子ども時代の心象風景のみでつくった。<br />
　当時の路地、缶蹴り、見世物小屋（サーカス）<br />
・監督が描かれた絵コンテをスクリーンで見せてもらう。<br />
（とても細かく描かれていて、背景も細かいところまで描き込まれていた。）<br />
・絵コンテは、細かく描いて伝える。<br />
・「迷宮物語」は、オムニバスの各15分作品だったが、3人（監督）で1年間完成に掛かった。<br />
・（社会には）闇の部分もないとダメ。<br />
・絵画的に見せたかった。<br />
・はじめから、福島敦子さん（キャラクターデザイン、作画監督、原画）が作画予定でコンテをきった訳でない。<br />
・大友克洋さんが初監督だったので、自分の今までの主要スタッフは、そっちに付いてもらうことにした。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「よなよなペンギン」（2009）について</strong><br />
・はじめの企画段階では2D。<br />
・マッドハウスの丸山さん（元社長）からCGにしようと言われる。丸山さんも自分もCG嫌いだったが。<br />
・フルCGアニメの監督を受けた理由：<br />
　当時の日本ではフルCGアニメがほぼなかったので。<br />
　「メトロポリス」(2001年)で2Dではやることがなくなったと思っていたので。<br />
・自分は2Dだと完成が最後までイメージできる。監督はそうでなければ。<br />
・日本のアニメは、背景のレベルが高いので、その部分を持ちあげた作品をつくりたかった。<br />
・絵コンテすべて上がってから（1年間掛かった）、CGの制作。<br />
・絵コンテをパソコンのタブレットで描いて、コンテムービーも制作（制作スタッフにイメージを伝えるため）。コンテムービー制作提案は、前田さん（前田庸生さんかな）。<br />
・ほぼ絵コンテ通りに、絵が上がった。</p>

<p><strong>「よなよなペンギン」をスクリーンで一部上映</strong><br />
・「迷宮物語　ラビリンス＊ラビリントス」と繋がっている。<br />
・動く絵本をつくりたかった。<br />
・情感、あたたかさを出すようにした（3DCGでも）。<br />
・1カットずつライティングを変えている（Maya使用）。一番多いライティングは、1カット90くらい入っている。<br />
・背景の色は、あたたかみを感じる少し紫が入った青色がベースになっているが、色に関しては、美術監督には具体的な色を言わず、イメージを言葉で伝えるだけで、後は任せていた。<br />
・ここで監督が描かれた絵コンテ(？)をスクリーンで見せてもらう。主に見せてもらったのは、確か絵を1枚ずつにした.psdファイル（Photoshop）。<br />
・モノクロ（美術監督を尊重との事）で、レイヤー分けし、背景も完成形並にかなり描き込まれている。コンテムービーを前提にしたつくりで、キャラクターの移動方向の矢印などもあり。<br />
・コンテムービーを観る。<br />
　「Flashムービーやアトムの時代だったら、これで完成では？」と原口さんが言うほど出来が良い。</p>

<p><strong>「よなよなペンギン」をつくって</strong><br />
・CGの可能性もっとあるのではと思った。<br />
・コンピューターに合わせるのではなく、2Dで培った感性・表現・間等をコンピューターにもって来た。<br />
・日本の現状は薄ら寒いので、今後はパリでアニメーションをつくるのもよいかなと。<br />
・映画は苦労ばかりだ。完成してスタッフが幸せを感じられる作品をつくりたい。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●受講生とのQ＆A</strong><br />
Q：監督が描かれる絵コンテはとても丁寧なのですが、締切についてはどう思っていられますか？<br />
A：制作の人は大変なので、なるべく遅れないようにしている。<br />
　締切について、昔、アニメーターに説教したことがある。<br />
　「よなよなペンギン」の制作時、パリ、バンコク、日本のスタジオを行き来していたが、比べると日本人は勤勉だなと思わされた。</p>

<p>Q：「よなよなペンギン」の制作でCGのアニメーターと衝突したと話されていたが、その内容は？<br />
A：アニメーションのベーシックな物事を知っているが、動きの表現になっていなかった。<br />
　ただ動かしているだけではダメということをわかってもらうのが大変だった。<br />
　そのため原画をやってもらったが、うまくイメージできなかった。<br />
　絵コンテの読み込みが出来ていなかった。機械的に割っているだけ。<br />
　サンプルのアニメーションを見せたけど、サンプル通りにつくるだけなので、その方法は止めた。言葉とアクションで伝えた。</p>

<p><br />
講義での話は以上です。<br />
今回は、懇親会は参加せず。</p>

<p><br />
<strong>講義を受けて</strong><br />
りん監督は、70歳前と思えないくらい若々しくエネルギッシュな印象の人でした。<br />
背景まで細かく描かれた素敵な絵コンテとコンテムービーにも感心しました。<br />
自分の中のイメージを制作スタッフに言葉で伝えるのに苦労している話もある一方、「2Dだと完成が最後までイメージできる。監督はそうでなければ。」という話もあり、何だかその辺りも印象的でした。</p>

<p><br />
次回講義は、2/27に合田経郎監督。<br />
「どーもくん」や「こまねこ」などの人形アニメーションの監督です。<br />
人形アニメーションということで、また違った話が聴けそうなのが、楽しみです。</p>

<p>ところで、今期（2009年度）面白かったので、<a href="http://www.laputa-jp.com/school/osp_lec.html#director">2010年度通年のアニメーション監督術</a>も受けることにしました。<br />
講師陣は決まっていないそうですが、全部同じ講師という予定でなく、同じ講師の場合でもまた違う話が聞けるとのことでした。<br />
毎回ほぼ満員で人気のありそうな講座なので、ただのアニメ好きの自分が続けて受講するのにちょっと後ろめたさがあったのですが、続けて受講も歓迎とのことだったし。</p>

<p><br />
----<br />
この記事に対して問題等ありましたら、<a href="http://close2.net/L/mail.html">連絡先ページ</a>のメールアドレスまで。<br />
何かあれば、コメントでもください。</p>]]>
    </content>
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    <title>2010年1月TVアニメ新番組の感想</title>
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    <id>tag:close2.net,2010:/anime//2.21</id>

    <published>2010-01-15T15:30:00Z</published>
    <updated>2010-01-17T05:35:59Z</updated>

    <summary>1月も半ばになりましたが、2010年最初の更新です。 文章まとめるのも遅いのでマ...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="TVアニメ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>1月も半ばになりましたが、2010年最初の更新です。<br />
文章まとめるのも遅いのでマイペースな更新だと思いますが、今年もよろしくお願いします。</p>

<p>さて、2010年1月からはじまった深夜のTVアニメもほぼ初回放送を終えました。<br />
その簡単な感想をTwitterでつぶやいていたので、それらに修正・追記したりしてまとめてみました。<br />
自分の視聴環境で観ることが出来た10作品。作品によりちょっとネタバレありますので。</p>

<p><strong>「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」#1</strong><br />
テレビ東京とアニプレックスが展開するオリジナルアニメプロジェクト「アニメノチカラ」の第1弾作品（公式サイトから）。<br />
高クオリティでした。作画（絵と動き）も背景美術も。丁寧につくっている印象。<br />
でも会話がチグハグで自然な感じがしなかったです。。行動も。<br />
これは「ザムド」さん的なパターンなのでしょうかw<br />
キャラがどうしても「けいおん！」と重なってしまいます。<br />
まだ1話目だし、今後に期待です。</p>

<p><strong>「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」#2</strong><br />
今回も背景が素晴らしかったです（最近はロケハンの写真を元に描くことが多そうなので、昔に比べたらつくりやすいのかもしれませんが）。<br />
作画も丁寧。朝の光の下での光が当たった部分とその影の部分のキャラ等の色が朝の雰囲気出ている色でよかったです。<br />
BGMも高クオリティです。音楽の大島ミチルさんって、Wikipediaで調べたら映画やTVなど多作な人なのですね。驚きました。</p>

<p>まだキャラにそれほど感情移入や理解ができていないせいなのか、個人的に会話が自然に感じられないリアリティを感じられないところがありますが。<br />
あと小林ゆうの声だと、スタイルいいデザインのキャラでも女性的な色気を全く感じない不思議w</p>

<p>修理中の脚付き歩行型戦車もあるって、ちょっと燃えます。<br />
でもまだキャラが兵隊である必要性が感じられず＆わからず。<br />
伏線が諸々張られ中ですが。<br />
基本、日常系で進んでいくのか中盤以降シリアス路線中心に変わるのかまだ読めません。</p>

<p>シリアス路線でちょっと前から思っていたことを少し。<br />
ここ数年、普通の萌え系アニメだと思っていたら、後半からシリアス展開がある作品も結構あるんですよね。美少女ゲーム＆ラノベ原作とかが多そうですが。<br />
原作知らずで前情報あまり仕入れないようにすると、序盤の話・キャラデザイン・会話・タイトルロゴ・OP・ED・世界観・背景美術などからだけでは判断できないこと多いです。それらだけだと、いかにもな健全な(？)w学園萌えハーレムアニメに見える作品ありますから。<br />
自分の場合、パターン過ぎてつまらない萌え系ハーレムアニメだと思い視聴を止めてしまい、後で評価を読んで最後まで観ておけばと残念に思う作品があったりします。<br />
昔の方がシリアス系の作品は、はじめの方でもそんな話を入れていた気がするし、タイトルロゴ・OP・EDもその作品内容に合っていた気はします。<br />
本当に伝えたい内容と形式(？)が一致していない作品が多くなったと言えるのかも？<br />
そういう傾向は、美少女ゲーム原作作品からなのかも。ゲームはあまりやらなくて詳しくはないので、たぶんですが。<br />
ノベル要素が強いゲームは、美少女ゲームの形式（見た目）を取らないと売りにくい・注目されないということがあるんだと思われますが。<br />
上記の現象は、諸々考察されてそうですけど。</p>

<p>OPの元ネタは、ほぼ全てクリムトの絵のようです。<br />
→<a href="http://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4463.html">今日もやられやく 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』OP絵の元ネタを探してきた</a><br />
クリムトの絵っぽいなと思っていましたが、ほぼ全て元ネタの絵があったとは。毎度ながらよく特定するなと感心します。</p>

<p>神戸守監督が「エルフェンリート」の監督だったのを忘れていました（OPがクリムトの絵を元にしています）。<br />
「エルフェンリート」は、萌えキャラなのにグロでシリアスで（コミカルな部分もあったけど）、話には惹かれましたが精神的にかなり痛く感じた作品でした。気持ちはわかるけど。</p>

<p>今期では一番クオリティが高く、力も入っていそうな作品なので、今後期待です。<br />
このままの高いクオリティが続くとすれば、現段階だと、どうまとめて終わらすかが最重要になりそうです。</p>

<p><br />
<strong>「バカとテストと召喚獣」#1</strong><br />
原作未読。<br />
1話だけの印象だとシャフトで制作した大沼心監督作品と比べると普通目な感じの演出に感じます。<br />
召喚獣って怪獣とかじゃないんだw<br />
実際の召喚戦争のシーンがこじんまりして動きも少なく。あそこは見せ場ではないのでしょうか？</p>

<p><br />
<strong>「ひだまりスケッチ×☆☆☆」#1</strong><br />
原作未読。1期から観ています。<br />
相変わらず癒されます。仲いいしカワイイ。<br />
現実ではああはいかないです。もう現実では癒されない気がします。<br />
EDは夜のひだまり荘の1枚絵でした。今後はキャラが窓から見えたり時間が変わったり季節が変わったりとそこに追加・修正されていくのかな？<br />
ひだまり荘の住人が2人増えて、今までの4人での仲良し描写のよさが散漫にならないか心配でもあるけど、楽しみ。</p>

<p>キャラデザイン少し変更されました。2期より好きです。原作に近づけたらしいです。<br />
→<a href="http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/special/interviews08.html">キャラクターデザイン：伊藤良明さんインタビュー</a></p>

<p>個人的には、1期チーフディレクターの上坪亮樹の演出がかなり好きなのです。演出したEDも。<br />
淡い色彩と水紋や輪をモチーフにした透明感がありPOPさもあるイメージの演出。そしてコミカルな演出でも、間やアイデイアがはまっていて好みです。<br />
もっと演出作品観たいけど、頻繁に演出作がある人じゃないし、情報も素人にはそこまであまり入らないし。。</p>

<p><br />
<strong>「おおかみかくし」#1</strong><br />
原作ゲーム未プレイ。<br />
謎が多い1話目。実は竜騎士07原作作品は最後まで観た事ないのです。。今回は最後まで観られるかな？<br />
毎作品、キャラの性格＆配置や物語のテイストが似ている感じを受けます。<br />
夜の細い路地の3DCG制作っぽい背景をうまく生かしたEDがよかったです。</p>

<p><br />
<strong>「おまもりひまり」#1</strong><br />
原作未読。<br />
王道ハーレムアニメかな？　パンツとセクシー分多めでした。深く浸かったら更にダメになれそうw<br />
OP(かな？)の映像がテンポよく気持ちいいです。<br />
主人公の服部分が紙が破れるような感じでめくられて、肌が露出しちょっと驚き恥じらう演出がHです。アイデアの勝利ですw</p>

<p>この作品は、半年前に映像完成させ、作曲家がそれを見て各シーンに合ったBGMを作曲したらしいです。<br />
→<a href="http://newtype.kadocomic.jp/omahima/2009/12/post.php">放送半年前に完成！驚異のハイクオリティと"あやかしサウンドシステム"で贈る美少女学園アクションの決定版！ - おまもりひまり アニメ公式サイト</a></p>

<p><br />
<strong>「デュラララ!!」#1</strong><br />
原作未読。<br />
池袋のストリートの話というのが今更感がありました。監督の過去作を鑑みると変な風にはならないと思いますが。<br />
定番コテコテ的なTVアニメしていなく、最近では異質な感じがする作品。リアリティありそうな感じのキャラの性格や会話で（現在の若者の現状と本当に合っているかはわからないけど）、1話目は池袋の雑然としたストリートが主な舞台だったし。キャラのデザインも萌え系ではないし。<br />
話は面白くなりそうな感じがあるし、今後期待。</p>

<p><br />
<strong>「はなまる幼稚園」#1</strong><br />
原作未読。<br />
和みました。でもなぜに深夜だけの放送？　大人である土田の主人公視点が多いからかな？<br />
背景美術が淡いのにカラフルでもありよい感じでした。</p>

<p>EDが素晴らしかったです。<br />
少し独自の色彩。でもバランスが取れています。動きは少ないけど魅力ある細部まで凝った絵。<br />
EDの制作スタッフはほぼ女性でした。女子クリエイターの好きなものへの愛(？)を観た感じ。<br />
EDは、毎回曲も映像も変わるらしいです。1話目分が、よかったのでもったいない気がしますが、楽しみにしよう。<br />
→<a href="http://ameblo.jp/hanamaru-kindergarten/entry-10431958157.html">「はなまる幼稚園」いち！｜ぱんだねこオフィシャルブログ「ぱんだねこの冒険」</a></p>

<p><br />
<strong>「聖痕のクェイサー」#1</strong><br />
原作未読。<br />
設定がすごい。地上派放送なのに、女性の乳を吸って強くなるって。<br />
規制でそのシーンは、白靄や光で隠す訳でもなく、完全に見せないのです（音声も）。設定知らない人には何だかわからないだろうな。でも逆にいろいろ想像してモヤモヤするかもw</p>

<p>男的（自分的？）にはわかる・惹かれる主人公設定かも？<br />
普段は甘えたくても孤独でも過去に深い傷を受けていても我慢していて、好きな女性の乳を吸って甘えられて強い力がみなぎるという風に勝手解釈w（乳を吸うということで母と乳児の関係等から）<br />
（単にエロ描写目的だけかもしれませんが）<br />
ただし美形で常人を超えた強い能力をもつ者に限る。</p>

<p>体の豊満さを強調するコッテリなキャラデや作画が多く、ともの爆乳も毎回不自然に揺れ過ぎで、そこは自分は少しダメでした。<br />
EDもエロい感じですが、それよりも奇妙で不思議な感じがする演出がプラスされていて、それがよかったです。</p>

<p><br />
<strong>「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」#1</strong><br />
原作未読。<br />
近頃のシャフトの演出色が薄い正当派的な演出でした。<br />
個人的には尾石達也をはじめとした独特な演出が好きなのですが。<br />
前半のTV番組の生中継的な部分の話は、現実のTV番組のリアリティを再現したのかもしれませんが、自分は長めで陳腐で退屈に感じました。<br />
ミナ姫に萌えられる人は、楽しめる作品になるのでは。</p>

<p><br />
<strong>「のだめカンタービレ フィナーレ」#1</strong><br />
原作ははじめの方だけ既読。<br />
アニメは1期から観ています。TVドラマもだいたい視聴してました。<br />
普通の続編で普通に面白かったです。<br />
でも人物紹介もほぼないし、今回から観た人は話がわからないだろうな。自分も忘れていたキャラいたし。</p>

<p>演奏シーンが前期と同じく3DCG制作っぽく、その人物の作画(絵と動き)に相変わらず違和感を感じました。<br />
演奏シーンの作画が大変なら、止め絵や部分のアップの2Dの手描きバンク使用の方が、個人的には好みです。演出次第だと思いますが。</p>

<p><br />
以上です。<br />
「刀語」が1月末に放送ありますが、まだ間があるので今回は除外しました。<br />
現段階での個人的な期待作は、一番が「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」で次が「デュラララ!!」かな。後はシリーズものの安定感と個人的に癒されるので「ひだまりスケッチ×☆☆☆」。<br />
まだはじまって間もないので、しばらく観たり、最後まで観ないとわかりませんが。</p>

<p>少し前からですが、今期も以前に比べTVアニメの新番組減りましたね。よく聞かれるように不況の影響＆赤字になる作品が結構あるからでしょうか。<br />
個人的な視聴する立場だけからすると、数はもう少し少なくてもいいので、その分クオリティが高い作品が揃ってくれれた方が、うれしいのですが。</p>

<p>昨年末に終わったTVアニメの感想と昨年観たアニメの個人的ランキングも簡単に書こうかなとも思っていましたが、なかなかやる気出ず。やる気が出たらやろう。</p>

<p>今年も何事もなければ、例年のようにTVアニメ（主に深夜）だけは数多く観ると思います。<br />
最近は、もっと実写の映画等も観たいとは思うのですが、昔から外出するのがプレッシャー+面倒だったり、人混み苦手だったり、人が居ると落ち着かなかったりして、映画館になかなか行かず。<br />
DVD借りて観るのも、レンタルする手間やTVアニメに比べまとまった時間をつくらないと、気分的にも気軽には観れないしと。<br />
まあ諸々理由はありますが、家でアニメを観る方が楽で好きなんだと思います。録画した分を消化しないとすぐ溜まっていくし。<br />
実写の映画の方が、新しかったり面白い表現があったり、深い話もあったり、ハッとするようなリアリティがあったり、作家性の高かったりする作品が多いと思うのですが。昔はもう少しは観ていたのですが。。</p>

<p>ところで、正月にこのブログの背景色と文字色変更しました。<br />
やはり濃い背景色でも白文字では読みにくいかなと思ってきて、薄い背景色+黒めの文字にしました。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

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    <title>アニメーション監督術 第5回　片渕須直監督</title>
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    <published>2009-12-28T04:00:00Z</published>
    <updated>2010-08-22T06:30:58Z</updated>

    <summary>12月26日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="講義、セミナー、イベントetc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="アニメーション監督術" label="アニメーション監督術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="マイマイ新子と千年の魔法" label="マイマイ新子と千年の魔法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="片渕須直" label="片渕須直" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>12月26日(土)に<a href="http://www.laputa-jp.com/school/new_lec.html#dir">[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術</a>の5回目を受講しました。<br />
今回は、片渕須直監督。会場は満員でした（45人位か）。<br />
今回はメモ取り・聞き取りがあまりうまくできませんでした。。<br />
※記事中の「マイマイ新子と千年の魔法」のネタバレはちょっとだけです。</p>]]>
        <![CDATA[<div>【注意】<br /><ul><li>自分が取れたメモと記憶をもとにまとめています。</li><li>メモがうまく取れず、記憶から補足し、だいたいの要点でまとめている箇所もあります。</li><li>そのため監督や発言した人の本意とは少し外れてしまった点もあるかもしれません。悪しからず。</li><li>話の内容の全てをフォローしていない＆できていません。</li></ul><p>記憶違い・間違い等があれば、コメントでもください。</p></div>

<p><br />
<strong class="stit">●前置きの話</strong><br />
・ラピュタ阿佐ヶ谷で「マイマイ新子と千年の魔法」を上映する前に今回の講義は決まっていた。<br />
・（ラピュタ阿佐ヶ谷では）今日は朝7時から並んでいる人がいた。10時過ぎにはチケット売り切れ。<br />
・アート・アニメーションのちいさな学校で2007年講義をしていた。<br />
・2007年の講義では『円谷英二の映像世界』の書籍を持ってきて話をした。<br />
　内容として：物語性のある作品では、イマジネーションを喚起することが重要。<br />
・画面上でイメージを見せないことにより強いイメージを喚起させる。<br />
　参考作品として：「男はつらいよ 寅次郎恋歌」の縁側のシーン、「アルプスの少女ハイジ」最終回のクララからの手紙の文章"ちょっと走れるようになった"という箇所。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●「マイマイ新子と千年の魔法」に関して</strong><br />
・普通、起承転結で話を考えるが、この原作だとどこを切り取るかで考えた。</p>

<p><strong>ロケハン等の写真資料について</strong><br />
・監督が持参されたと思われるノートパソコンの画面をスクリーンに映して見させてもらう。<br />
・モデルである原作者：高樹のぶ子さんの子どものときの古い写真をスクリーンで見る。本当に新子と同じで額につむじがあり、同じような髪型w<br />
・ロケハンの写真を見せてもらう（主に舞台の山口県防府市で撮ったもの）<br />
　対象毎に細かく名付けられたロケハン写真のフォルダが多数。フォルダ数だけでも圧倒される。<br />
　ロケハン写真+昔の防府市の写真と実際使われたカットの画像を比較して見せてもらう。当たり前だが、ほぼ同じカットになっているものが多い。</p>

<p><strong>この映画の方向性について</strong><br />
・観客（の想像力）にゆだねる部分を多くする作品にしようと思った。<br />
・また、予算が多くなかったので、作品のディテールも多く出来ない→それもあり、観客にゆだねる部分を多くする作品に。<br />
・ノスタルジーに頼らない（企画のときは「ALWAYS 三丁目の夕日」のヒットで昭和30年代ブームだったが。完成時にはブームが去っていると思われたし）、普遍的な児童映画的なものをつくろうと思った。<br />
・（児童映画的なものと言うと）小学生のときに観た映画「小さな逃亡者」（日本版「母を訪ねて三千里」のような感じ）には影響されている。今でも反芻している作品。「ガメラ対ギャオス」の併映だったが、小学生当時、同じように大きく影響されている。</p>

<p><strong>視聴してくれる人について（大人と子ども）</strong><br />
・親子で観に来て、親にも影響力がある映画になるとよいかな。<br />
・新宿ピカデリーでの上映が朝の回だけになり、そのとき大人の姿が多かった。大人にアピールできないか？→ラピュタ阿佐ヶ谷でのレイトショーに繋がった。<br />
・大人も観てほしいが、大人限定でなく子どもも観てほしい。<br />
・子どものときは、大人の世界はいびつに見えたりして、大人の世界は相対的になる。<br />
・普遍的な児童映画では、子どもも一人前として描かれる。また大人も子どもの時の感じを思い出す。大人を子どもに戻す。</p>

<p><strong>千年前の世界について</strong><br />
・原作に載っていない千年前の世界は、絵巻物等を参考にした。<br />
・そのイメージが子どもたちの空想か実際の千年前の世界かどうかは、ゆるくつくっている。どちらかと断定していない。</p>

<p><strong>どんな映画になったのか</strong><br />
・児童文学にあった不思議な薫りが、映画のルールに沿うことでその魅力が失われるのでは？<br />
　（今回の作品では）その映画独自のルールでやってもいいかなと。<br />
・ある意味、捕らえ所のない新鮮な映画になった。<br />
・大学時代（日本大学芸術学部映画学科）の達観しているかのようなクラスメートの言葉として「映画はびっくりさせるもの。どうびっくりさせるかが重要」（←確か）というのがあった。この映画もそうなったかなと。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●受講生とのQ＆A</strong><br />
Q：「マイマイ新子と千年の魔法」でレイアウトに広角が多いのは意図的か？<br />
A：（実際にロケハンの写真を見せてもらいながら、説明してもらう）<br />
　雲・空の奥行き感、麦畑の心地よさ、広がりがあった時代の風景を表現するのには広角がよかった。その方が魅力があり得策だと思った。<br />
　ロケハンの外の風景写真（美術監督が一眼レフで撮影）も広角が多かった。<br />
　室内はそれほど広角ではない。<br />
　望遠は緊張感ある。怖い印象がある。</p>

<p>Q：普通の物語の文脈と違い、子どもたちの共有体験がなく、一人一人で自分の問題を解決したように思えた。その意図は？<br />
A：（このQ＆A、聞き漏らしが多く、監督の話も難しかったため空欄です。すみません。個人的にとても興味があった質問だったのですが。<br />
　もしこの部分に触れているWeb上の記事等のURLを知っていたり、覚えている方がいたら、よければ教えてください。）<br />
【12/30追記】レポート記事見付けました。<br />
<a href="http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20091230/1262107029">「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督、講義レポート・・・映画は観客の中で完成する（２） - たまごまごごはん</a><br />
監督の話をきちんとフォローできているレポートです。記憶とメモだけでここまで再現できるとは。<br />
自分はどうも片淵監督の話を理解する能力が低かったです。上記の記事を読んでもすぐには理解できませんでした。。</p>

<p>もう一つ質問あったのですが、メモ取れなかったので割愛します。<br />
講義での話は以上です。</p>

<p><br />
<strong class="stit">●懇親会での話</strong><br />
講義後の懇親会に片淵監督はラピュタ阿佐ヶ谷の最終上映後の挨拶前まで付き合っていただきました。30〜35人くらいは参加していた印象。<br />
自分は直接話は出来なかったのですが、その場で「マイマイ新子と千年の魔法」が、来年1月からラピュタ阿佐ヶ谷で3週間上映決定したということを教えてもらいました。監督・製作スタッフ・熱烈な支持者の皆さんの努力が実りよかったです。<br />
（ネットとかに情報をUPするのは、挨拶の公表後にして欲しいとちゃんと言われました）<br />
詳細情報は、<a href="http://blog.goo.ne.jp/maimai_1121/e/8366fffeaadd938e24f732dd78415a2f">公式ブログの記事まで</a><br />
東京以外の全国各地でも遅めの公開がはじまるところが結構あるみたいです。<br />
来年、ラピュタ阿佐ヶ谷に2回目を観に行こうと思います。<br />
でもレイトショーも朝10時からの窓口チケット発売だと、近場じゃない人には不便過ぎる気がします。1〜2時間前とかにしてもらえれば、便利なのですが。</p>

<p><br />
<strong>今回講義を受けて</strong><br />
「マイマイ新子と千年の魔法」は、自分の<a href="http://close2.net/anime/2009/12/200912-03.html">感想記事</a>で"わかりずらい・納得しずらい部分がある"と書きました。<br />
やはりその辺りは、監督の「観客にゆだねる部分を多くする作品にしよう」という意図でつくられたからのように思いました。<br />
やっぱりそうだったのかと思うと同時に、1回観るだけでは自分だとちゃんと理解できない作品だなと思いました。</p>

<p>講義でロケハン写真や実際の千年前の歴史年表のExcelファイルなどの資料を見せてもらいましたが、その細かく大量なデータに感心しました。<br />
監督の話は、わかりそうでいてわからない難しかった部分がありました。</p>

<p>講義の話等からの片渕監督の印象ですが、頭が良さそうで、粘り強い感じがする方でした。資料も緻密そうだったので完全主義的な部分もある人なのかなとも思いました。<br />
でも気のいい感じの人でした。</p>

<p><strong>最後に</strong><br />
今回は講義での話以上に、「マイマイ新子と千年の魔法」の集客が悪く上映館が早々と無くなっていったにもかかわらず、少しでも長く多く上映させるために、率先して一生懸命活動している感じがした片渕監督の姿に感心されられました（活動されている様子はネットである程度知っていました）。<br />
その結果、箱は小さいとは言え、ラピュタ阿佐ヶ谷では連日超満員で来年追加上映も決まりましたし。<br />
それに加え懇親会で他人を無駄に気にせずアニメーションのことを語る受講生の姿も見て、自分も小さくとも格闘していかなければと思いました。自分や好きなものを肯定するために。他者に対して。社会に対して。うまく伝えられなくても。そして似た思いの人たちを見付けられればと。なんて..。<br />
監督や受講生の熱気に少しやられたみたいですw</p>

<p><br />
次回講義は、まだ未定のようです。<br />
当初の予定である2月末には終わりそうにないそうですが、全11回分はやってもらえるようです。</p>

<p>----<br />
この記事に対して問題等ありましたら、<a href="http://close2.net/L/mail.html">連絡先ページ</a>のメールアドレスまで。<br />
何かあれば、コメントでもください。</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>「マイマイ新子と千年の魔法」(片渕須直監督) 感想</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2009/12/200912-03.html" />
    <id>tag:close2.net,2009:/anime//2.19</id>

    <published>2009-12-26T03:00:00Z</published>
    <updated>2009-12-26T03:23:09Z</updated>

    <summary>先週、片渕須直監督「マイマイ新子と千年の魔法」を観ました。 本日、アニメーション...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="劇場用アニメ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="マイマイ新子と千年の魔法" label="マイマイ新子と千年の魔法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="片渕須直" label="片渕須直" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>先週、片渕須直監督「マイマイ新子と千年の魔法」を観ました。<br />
本日、<a href="http://www.laputa-jp.com/school/new_lec.html#dir">アニメーション監督術</a>の片渕監督の講義なので、先に感想UPしておきます。監督の話を聴くとマイナスな面をあまり書けなくなりそうなのでw</p>

<p>上映館がかなり減っていたのですが、幸いにも大きめのスクリーンで観れました。<br />
以下、個人的な感想です。悪しからず。<br />
ちなみに原作未読です。ネタバレありますので。</p>

<p>よかったのですが、とても惜しい印象でした。<br />
もっと感動できそうな作品なのに。高クオリティなのにと。。<br />
そう思った理由は大きく2つ。<br />
キャラにもう一つ感情移入できなかったことと、後半の部分がわかりずらい納得しずらかったことです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>特に後半、キャラの心情がわかりずらい部分があるため、感情移入できず、最後に思ったほど感動できなかったのです。<br />
各キャラが何を思い、どんな感情をもち、どんな背景・過去があるか、少し説明不足な・わかりずらい部分がある気がしました（説明過多、わかりやす過ぎるのも好きでないですが）。<br />
各キャラの掘り下げが足りない印象も（時間的に厳しいですが）。<br />
またキャラの心情の変化ももう少し観せて欲しかったです。<br />
自分の読解力の問題もあると思いますが。</p>

<p>具体的には、特に後半のクライマックスとも言える中のタツヨシと新子がバーに敵討ち(？)に行ったところがわかりずらい・納得しずらかったのです。<br />
大人たちの事情がわかりずらい・納得しずらかったことがあります。<br />
タツヨシの父を自殺に追い込んだ本当の理由とか。バーの女とは本当はどんな関係で、彼女は何を思い泣いていたのかとか。バーの男たちのこととか。<br />
それらは、子どもたちにはよくは知り得ない大人の世界として、わざと説明不足にしたようにも思います。しかし新子とタツヨシは、バーでの大人たちとの会話や状況だけでタツヨシの父の自殺を理解できた・納得したのでしょうか？？<br />
自分はあまり納得できず、その話の進み方に置いていかれました。<br />
（バーでの会話の内容、今は詳細には覚えていませんが。）</p>

<p>新子が貴伊子に惹かれた理由、貴伊子が新子に惹かれた理由もわかりやすくは描かれていないように思いました。何となく想像は付きますが。</p>

<p>EDのシーンでは、子どもたちが中学生になり、新子の家族が引っ越すことになり貴伊子たちの元を去ります。それに対し、新子や貴伊子は本当のところはどう思っているか詳しくは描写されていません。明るく笑顔で見送る・去るだけなのです。</p>

<p>大人の世界の事情や千年前の世界の話も重なり、子どもには理解が難しい作品なのではと思いました。<br />
話だけ考えると、TVで1クールとかでもじっくりやればよさそうにも思えました。映像は大画面でないと魅力減だと思われますが。</p>

<p>あとスキャットの曲は作品には合ってない気がしました..。</p>

<p><br />
先に話の点等でのマイナス面をあげてしまいましたが、よかった面を。<br />
新子と貴伊子が無邪気にじゃれあうシーンの作画(絵＆動き)の出来が素晴らしかったです。ある意味、フェチ過ぎw。<br />
昭和30年代の再現がすごかったです。建物、内装、小物、乗り物、道、町並み等。美しくもあり。大きい画面で観れてよかったです。史料かなり調べて再現したんだろうな。<br />
映像も観ていて気持ちよかったです。<br />
もう少し掘り下げが欲しかったと言え、各キャラも魅力的な原石がありました。集まっているときの子どもたちは自由な感じに存在していて、よかったです。<br />
安易な魔法や奇跡が出て来ず、生活・日常描写が丁寧だったり、不幸が突然起きたり、人の死が自然と出てくる点等はリアルで、自分の好みでした。でもタイトルは、"と千年の魔法"ですがw<br />
話も大枠はよい感じだったのに。うーむ。</p>

<p><br />
1回観た感想なので、自分の見落としや把握不足等ありそうです。結構把握していないことあるので。<br />
なんだか話の点で気になったマイナス面の文章量が多くなってしまいました。。<br />
でも個人的に本当に惜しいなと思ったからだということで。</p>

<p>このまま埋もれるのはもったいない作品に思ったので、以下のページで署名しました。<br />
<a href="http://www.shomei.tv/project-1385.html">『マイマイ新子と千年の魔法』上映存続を！  - 『署名ＴＶ』</a></p>

<p>もう一度観てみたいけど、東京では上映なくなるしな。<br />
また最終的に感想まとめるのに時間掛かってしまった。</p>]]>
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    <title>アニメーション監督術 第4回　アニメーション作家 相原信洋さん</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://close2.net/anime/2009/12/200912-02.html" />
    <id>tag:close2.net,2009:/anime//2.18</id>

    <published>2009-12-14T14:00:00Z</published>
    <updated>2010-08-22T06:32:43Z</updated>

    <summary>12月12日(土)に[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督...</summary>
    <author>
        <name>キョウ</name>
        
    </author>
    
        <category term="講義、セミナー、イベントetc" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="アニメーション監督術" label="アニメーション監督術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="相原信洋" label="相原信洋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://close2.net/anime/">
        <![CDATA[<p>12月12日(土)に<a href="http://www.laputa-jp.com/school/new_lec.html#dir">[アート・アニメーションのちいさな学校]のアニメーション監督術</a>の4回目を受講しました。<br />
今回は、アニメーション作家の相原信洋さん。<br />
世界的に評価されている方なのですが、商業作品でないこともあり、詳しくない自分は知りませんでした。Webにも動画は上げられてないようで、作品未見でした。<br />
講義中に作品を上映してもらいましたが、観ていて気持ちいい感覚的な面白い作品が多かったです（個人的に）。<br />
会場はほぼ満員でした（40人位か）。</p>]]>
        <![CDATA[<div>【注意】<br /><ul><li>自分が取れたメモと記憶をもとにまとめています。</li><li>メモがうまく取れず、記憶から補足し、だいたいの要点でまとめている箇所もあります。</li><li>そのため相原さんや発言した人の本意とは少し外れてしまった点もあるかもしれません。</li><li>話の内容の全てをフォローしていない＆できていません。</li><li>（）内の文章は、話をわかりやすくするために自分が追加したものです。</li></ul><p>記憶違い・間違い等があれば、コメントでもください。</p></div>

<p><br />
※今回は時系列ではなく、話等の内容毎にまとめました（勝手ながら、その方がわかりやすいと思ったためです）。</p>

<p><strong class="stit">●自主制作アニメーションをつくるきっかけ等</strong><br />
・アニメーションがつくりたくて、東京・阿佐ヶ谷の制作会社に入る。女子募集だったのに応募したが、入社できた。1年間彩色をしていた。<br />
・パート（部分）ではなく、自分の（全体の）アニメーションをつくりたくなった。<br />
・アンダーグラウンド等のアニメーションを観て、刺激を受けた。しかも少人数でつくっている作品が多くて。<br />
・試行錯誤してアニメーションをつくって、自分だけの教科書をつくった。</p>

<p><strong class="stit">●自分のアニメーション制作について</strong><br />
・いっぱい描くとハイになる。<br />
・過去の作品は全て燃えてもいい。また新しいのをつくればいい。<br />
・フルアニメーションが好き。万物に生命を与えるのがいい。<br />
・自分の作品は16mmフィルムで80〜90本ある。<br />
・刑務所に入って、邪魔が入らずにアニメーションをつくりたい(笑)。<br />
・後50本位つくりたい<br />
・リュックの中にアニメ道具入れて放浪するジプシーでいたい。<br />
・一つのモノが観念的に気になる。例）耳など<br />
・（作品内容は）抽象でもモチーフは具象。<br />
・アニメーションをつくって生涯をおくる人は、静かにおくる人が多いが、自分は違う。ロックンローラーだから(笑)。<br />
・3日つくらないとイライラする。旅行にもアニメ制作の道具持っていく。<br />
・他の（ジャンルの）アートから影響を受ける事が多い。</p>

<p><strong class="stit">●今年（2009年）制作した作品を数本スクリーンで視聴</strong><br />
（上映作品について：ほぼ線画のもの。時間はそれぞれ数十秒〜数分位だったような。画面いっぱいに常に変化・変形していく抽象的なイメージが強いアニメーションが多かった。時折具象的なイメージも出てくるが。）<br />
・今年計20作品つくりそれをDVD化予定。音は他の人に頼んでいる。<br />
・この作品は自分のメモ（みたいなもの）。（このメモが）長篇にも繋がる。<br />
・動画はほぼ編集せず。</p>

<p><strong class="stit">●過去の作品7本をスクリーンで視聴</strong><br />
（「短距離ランナー」(1973)、「光」(←たぶん)(1978)、「映像（かげ）」(1987)、「GOVORA」(1989)、「MASK」(1991)、「RAIN」(1996)、残り1本のタイトルはメモできず。←「おしろい羽根」(1972)だそうです。[コメント欄で情報あり。中西さんありがとうございます。]　参考：<a href="http://animationscc.blog105.fc2.com/blog-entry-155.html">Animations Blog  相原信洋アニメーション特集</a>）<br />
・「MASK」：顔になる一つ前、形になる前が面白い。</p>

<p><strong class="stit">●制作についてのアドバイス</strong><br />
・続けてつくるのが大事。昨日の残像（昨日、描いたモノ）を次の日に（繋げてつくる）。<br />
・賞を取る取らないを別にして、自分の足跡を残す事がよい。<br />
・1年に2、3本、短い作品でも作った方が良い。<br />
・連続してつくっていくのがいい。同じような絵が続いて飽きるような時は、鉛筆画っぽい簡単なモノを別にちょこっとつくる。<br />
・作品づくりは、マスターベーションでもいい。自分の特色を強く出せばいい。自分の内なる宇宙を出す（←たぶん）。<br />
・小さな実験から広がっていく。</p>

<p><strong class="stit">●受講生とのQ＆A</strong>（メモがうまく取れず、記憶もよくないので大雑把で部分的です。悪しからず。）<br />
Q：「MASK」をつくっているとき、どんな音が聴こえていたか？<br />
A：今、この場では言えない（←たぶん）。<br />
　テクニックで描くより点滅するアニメがきれいだと思った。<br />
　「MASK」のロングバージョンをボアダムスのライブで流した。トランスする1歩手前だった(笑)。</p>

<p>Q：つくりたいイメージがたくさんあって困る時どうするか？<br />
A：濃いコーヒーを飲んで一つに絞る(笑)。<br />
　机の上に載っけたままだと理論になるので、とりあえずつくる。<br />
　早くつくれば、最初のイメージで最後までつくれる。</p>

<p><br />
講義での内容は以上です。<br />
感覚的な話が多く、うまくまとめられなかったかも。<br />
懇親会があったのですが、用事があり（作品も当日まで未見だったので）、参加しませんでした。</p>

<p><strong>相原さんの作品を観て</strong><br />
作品をはじめて観ましたが（アート系のアニメーションはWeb以外だとたまにしか観ないので）、気持ち良くてずっと観ていたくなる作品が多かったです。<br />
1970・80年代の実写も採り入れた作品も面白かったのですが、後期のイメージが次から次に泉のように沸き上がる、生命や細胞の力のようなものを感じさせる作品が好みでした。<br />
「MASK」もカラフルなロールシャッハ・テストのような模様がリズミカルに変わり、トランス系(？)で気持ちいい作品でした。<br />
また各作品の音楽が、その時代の旬のようなもの、その時代で新しい感じのものが使われていた感じがし、その点も感心しました。</p>

<p><strong>相原さん自身の印象</strong><br />
鼻が高く彫りが深く日本人離れした顔付き（目は細めですが）で、服装も個性的（芸術家的？）な感じの人でした。<br />
性格も自分に正直で元気でフリーな感じのする人でした。<br />
本当にアニメーションを描き・つくるのが好きな人なのだなと思いました。</p>

<p>自分は、普段、映像制作をしないのですが、ちょっと気軽なものでもつくってみようかなと思わせる話でもありました。<br />
現在、相原さんの作品は何らかの型で流通している訳でないので気軽に観られないのですが、機会があれば、是非、別の作品も観てみたいです。</p>

<p><br />
次回講義は、12/26、片渕須直監督。<br />
「マイマイ新子と千年の魔法」早く観にいかねば。</p>

<p>----<br />
この記事に対して問題等ありましたら、<a href="http://close2.net/L/mail.html">連絡先ページ</a>のメールアドレスまで。<br />
何かあれば、コメントでもください。</p>

<p><br />
----<br />
ところで、前回講義の原恵一監督の記事は、自分の想像以上の人に読んでもらえました。<br />
自分がWebに上げた文章では最多だと思います。<br />
原監督の作品、監督自身やその話に魅力があったからだと思います。リンクして紹介いただいた方、どうもでした。<br />
完成までに時間が掛かってしまいましたが、なるべくわかりやすく丁寧にまとめようとして（心掛けだけは）つくって、よかったです。<br />
先月はじめに「河童のクゥと夏休み」を観て、原監督作品のファンになったばかりですが、多くの人に監督の講義での興味深い話を読んでもらえてよかったです。</p>]]>
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